マーシャル1959のパワー管EL34をグルーブチューブの物に交換しました!
以前記事にしたフレット交換に次いで『いつかやりたい!』と思っていたマーシャルアンプのパワー管を交換しました。
今回、交換に踏み切れたのは、以前お世話になったウッドマンの方とこのようなやりとりがあったため。
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僕「マーシャル1959のパワー管の交換をしたいんですけど、おすすめのメーカーとかありますか?」
と、聞きましたところ
ウッド「そうですね、いろいろありますけど、グルーブチューブなら大きな外れはあまりないし、プロの方がメンテナンスで来られた際にものせていますよ。」
とのこと。
さらに会話は続き
僕「やはりヨーロッパ製の物がいいのでしょうか?
今ついてるロシア製はどうしても好きになれなくて。。
もちろんアメリカ製ならベストなのでしょうが、かなり高くなりますしね。。
コスパのいいのありますかね?」
ウッド「ヨーロッパ製も良いものは良いのですが、、当たり外れが大きいんですよね。。
以前メンテにいらした方にヨーロッパ製をのせて納品したのですが、数週間で球が切れてしまったなんてこともありました。
今おすすめなのは断然中国製です。
ヨーロッパ製のアタリなものに比べると音は劣りますが、それでも耐久性や音のバランスを考えると中国製を好むプロの方は多いですよ。」
僕「え?そうなんですか。それっていつくらいからの話なんですか?」
ウッド「ここ2、3年の話ですね。
それまでは、やはり中国製と言えば安かろう悪かろうと言った感じでしたが、ここ最近のものは納得できますよ。」
このような話になりサウンドハウスを見た所、グルーブチューブのEL34はチェコ製(ヨーロッパ)と中国製がありましたので中国製を購入したのでした。
球転がししてみた!
EL34ですね。
かなり前にライブハウスにグルーブチューブのギターアンプがあり、使わせて頂いた際にはあまりの音の良さにびっくりしました。
こうして見ると、、グレッチっぽい、、ですね?
なんとなく分かりますね。
バイアス調整云々などは書かれていませんね。
パワフルとかリッチとかいった単語が目に入ります。
まあ、よく分かりません。
大切なことだとしたら分かる方、ぜひコメントください。
メイドインチャイナです。
うーん。まあ、いいか(笑)
そしてこちらが本体です。
ソケットはこんな感じです。
ちなみにこのアンプに装着します。
右側に見える紫色のものはアッテネーターです。
スタンバイOK。
灯りました。
点灯してから数分後、今までとは違う匂いがし焦りました。
椎名林檎も歌っていたマーシャルの匂いってやつですね。
マーシャル1959のパワー管をグルーブチューブ(中国製)に替えて思ったこと
以前タモリ倶楽部でやっていた『3カ国対抗真空管球転がしバトルロイヤル』と言うものを見ていたため、交換後どんな感じになるかなんとなくイメージできていました。
タモリ倶楽部を見た際の個人的な印象としては
- ヨーロッパ製:ハイファイで透き通っているが、線が多少細い感じ
- USA製:真空管らしいふくよかな感じがありつつも、音を覗き込んでいくとそれぞれの周波数帯で色気を持ちながらなっている感じ
- 中国製:比較的USA製に似た傾向を持つが、繊細さがやや足りない感じ。だが、そのおかげか暴れない印象
タモリ倶楽部の場合、ユーチューブ動画(違法のやつ!?)をオーディオインターフェイスでソニーの定番ヘッドホン越しに聞いたので、生で聞くのとは違った印象になるとは思いますが、なんとなくこんな感じでした。
そして、これまでついていたロシア製のものに比べると、今回購入した中国製のものは
- やかましい周波数帯が抑えられている感じがする
- 今まで出なかった音が出るようになった(クリーンでカラカラのビートルズのような音が出ました。)
- これまで気になっていたノイズは3割くらいに減っている印象(時間と共に減少する感じがする)
ファーストインプレッションとしてはこんな感じでしょうか。
若干ヌケは悪くなった感もありますが、ノイズが軽減しているのは嬉しいです。
今後どのように変化していくのか、また進展がありましたら記事にしていきます。
ちなみに、現状バイアス調整はしません(笑)(灯を見ながら異変があれば調整して行く予定です。)
叱咤激励コメントありましたらよろしくお願いいたします。
※追記
その後、ほぼゼロ!?とも思えるほどノイズが無くなっています。
元々の真空管が悪かったのか、、この真空管が良いのか。。はてさて。