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ホワイツブーツ(WHITE'S BOOTS)に想うこと。か・い・か・ん♡は受け継がれる。

2017年8月19日

ホワイツブーツ(WHITE'S BOOTS)に想うこと。

地元の田舎にある古着屋さんにて、ジーパンに引き続き物欲を掻き立てられ、数日間の塾考を経て購入してしまったホワイツのブーツ。

ブーツと言えばレッドウイングやダナーなどの有名どころしか知らなかった僕ですが、商品説明に書かれていた『サイズが合えば買い!』の文字に誘われ、ネットを駆使して調べながら2度3度と足を運びようやく購入へ踏み切ったのでレポートします(^^)

ホワイツブーツ(WHITE'S BOOTS)とは

レビューの前に”そもそもホワイツブーツとは?”を見ていきましょう♪

ホワイツブーツ(WHITE'S BOOTS)とは

ホワイツブーツ(WHITE'S BOOTS)とは
ワークブーツの王様とも称される最高峰ブランド

↑高額ですからね。

その歴史は古く南北戦争以前のバージニアに始まる

↑100年程の歴史があるとのこと。

1世紀以上に渡り、今も尚ハンドクラフトにより伝統を守り作られ続けている。

↑ほうほう。

White'sブーツは厳しい審査により厳選されたレザーのみを使用し

↑確かにレザーの質はかなり良いです。

アッパーレザーとインソールはアイリッシュ・リネンと呼ばれる太い糸を熟練職人が手縫いで縫われいる。

↑手縫いだったんですね。ふーむ

手縫いによるステッチダウン構造は他の方法では実現できない柔軟性と快適性を提供します。

↑ほうほう。

そのこだわりと屈強な仕上がりは、外からの水の浸透を防ぎ、世界最高峰とも呼ばれる強度を与える。

↑大切に扱えば半永久的に履き続けられるということですね♪

またWhite'sブーツの特徴の一つでもある土踏まずから踵にかけて施される「ARCH EASE」製法により、長時間歩いても疲れないという事も実現。

↑これです。これこれ。
履いたことのある人しか経験できないかいかん♡

そしてレザーシャンクとビブラムソールを固定する以外は、ビスが一切使用されていないのもホワイツブーツの最大の特徴と言える。

↑随所にこだわりが見られますね。

まさに 「KING OF BOOTS」 と呼ぶに相応しいワークブーツブランド。

↑ふむふむ。

レッドウィングやダナーなどと比較するとワンランク上の部類となっているようで、よく購入検討対象とされるのがウエスコの商品。

知恵袋内ではこのようなやりとりも見られます。

Q.一般にWESCOとホワイツはどっちが履き心地いいと思いますか?どういうとこが?

これに対してベストアンサーは

ホワイツはスモークジャンパー、ウェスコはジョブマスターを持っています。
まずあなたの足に合うか合わないか、これが一番重要ですし、私には知るすべのない事です(笑)

↑ほんとコレだと思います。
自分の足に合ってるかいないかで全く違う靴になりますよね。

次に特徴を挙げます。スモークジャンパーとジョブマスターしか持っておりませんので、この二つの比較です。

はいはい、どうぞ

<インソール>
ホワイツのインソールは硬いです。
コルクが敷かれたグッドイヤーウェルトやマッケイと違い、指の形に合わせて沈み馴染むこともありません。
いつまでも硬いので、耐久性はかなりのものです。
土踏まずのところが異様に盛り上がっており、このアーチイーズという形状がホワイツの魅力です。
慣れれば奇跡のように一日中歩いても全然疲れません。一日中足裏マッサージを受けているかのようです。
反面、電車等で長時間立ち尽くしている時(歩いていない時)は土踏まずが圧迫されすごく疲れます。
またサイズが合っていないと、アーチイーズの足裏と接する場所がずれ、マッサージ効果を期待できません。

いっぽうウェスコのジョブマスターは柔らかいインソールがセットされています。このため新品でも足裏は快適です。
簡単に取り外しできるので乾燥も容易です。もちろん柔らかいインソールのため、傷みやすく消耗品です。
ただ履き心地はホワイツが特徴的過ぎるので、比べれば普通のブーツです(笑)

↑なるほど。
たしかに、ホワイツのブーツを履いているとたまに「足痛い。。」と思うこともあります。
思い返すと信号待ちとか立ち止まってる時に感じることが多いような気もしますねぇ。

<ラスト(木型)>
ホワイツもウェスコも受注生産なので、基本的に足に合わないということはありません。
といっても完全ビスポークの革靴とは違うので、新品から靴ずれしないというようなものでもありません。

私の場合、スモークジャンパーもジョブマスターも同じ寸法ですがジョブマスターのほうが靴の中が広い印象です。指部分の高さも、左右幅もジョブのほうがあり、ゆったり快適です。

そのかわりホワイツは不思議な馴染み感があります。
履きはじめは硬くてずっしり重いのですが、数時間してふと気がつくと、履いていることを忘れるのです。
恐ろしく重いブーツなのにです。
生き物のように持ち主の足にまとわりついて馴染んでいく、そういった印象がワイツには感じられます。

ジョブは、普通のブーツです(笑)

↑僕は古着屋さんにて奇跡的にも自身の足にピッタリだったので中古で購入しました。
それでも、一般的には自身の足に合ったものを注文して購入するのが良いでしょうね。

<ヒールカウンター>
ホワイツはその外観上の特徴として、まるで女性物のハイヒールのようにかかとが丸く盛り上がっています。
ここにはぶ厚い革の芯材が入っているのですが、一目でただのブーツではないという威圧感を発しています。

ジョブは、ここがまっすぐで普通です(笑)履き心地は大差ありません。

↑なるほど。
あらためて言われて見るとたしかに。。

<レース部>
どちらにもフォルスタンが付いています。ホワイツは上に長く、先端(ギザギザ部)は細くできています。
ウェスコは上に短く、先端は食虫植物のように広がっています。
ホワイツは穴2箇所で固定するため、新品時はズレまくります。ズレた状態で革が形を覚えてしまうと、ずっとズレたままつきあっていかなければならないので、要注意です。またホワイツはベロ部分の革が薄いので、化繊ひもを使用するとベロ部分が負けて革が傷みます。ベロを保護するためフォルスタンを装着することをお勧めします。

いっぽうウェスコのフォルスタンは穴4箇所で固定でき、上に短いのでまずズレません。ズレても全然気になりません。
マニアの間では「ホワイツのフォルスタンはダサイ、ウェスコのフォルスタンはデザインがいい」という評価を目にしますが、無視です。ホワイツもかっこいいです。
またウェスコはベロ部分の革が厚いので、ホワイツのように上に長ーいフォルスタンである必要がないのです。

↑僕のは中古購入のため最初からフォルスタンが取り外されていましたが、このように説明されていますね。

<アウトソール部>
ホワイツのスモークジャンパーのアウトソールは芸術的造形が魅力です。
ヒールからウェルト部分までのデザインは、一日中みていても飽きない流麗さです。
しかし履いてしまうと見えないのが欠点です。
ちなみにビブラム#100を装備しないと「スモークジャンパー」とは名乗れません。ビブラム#100以外のソールを付けたホワイツブーツが「スモークジャンパー」と称していたら「ファーマーランチャーだよ」と指摘してあげてください。
スモークジャンパーのビブラム#100は、歩くとほぼ無音です。

ウェスコのジョブマスターのソールは、おそろしく頑丈な取り付け方をしているようです。
デザインはホワイツとくらべるといささか地味ですが、実用上は全く差はないでしょう。むしろウェスコのほうが頑丈で性能は上かもしれません(どちらも卓越した耐久性なのですが)
ジョブバスターのビブラム#100は、歩くとポクポク音がします。

↑ほう。
僕のはポクポク系の音がします。

と、ちょっとすごいですね。。

まだ試し履きしかしていませんが、足へのフィット感は一瞬で感じられました(^^)
※履き出して2年程経過した現在、足へのフィット感は更に増しています。
それでも”良い靴”なのでなかなか普段遣いできていませんが、特別な時にちょちょっと履いちゃってます。

ホワイツブーツ(WHITE'S BOOTS)はこんな感じ

今回購入した商品、商品タグにモデル名などの詳細は書かれていなかったため、最初はセミドレスかと思いネット上の画像と見比べていましたが、ところどころ違う部分もあるため「偽物か!?」と、疑うようにもなりました笑

それでも、購入後さらに調べていったところ『スモークジャンパー』か『Classic Work Boot C461 Last』に近い感じでした。(それでもちょっと違うかなと思える部分も。。)

詳細は分かりかねますが、多分水牛の革だと思います。たぶんです。

この類のブーツってやっぱりかっこいいですよね♪

安価なブーツと比較すると紐を通す金具の部分も丈夫です!

iPhoneのライトで照らしながら内部を撮影しました。

このシワの入り方がまた。。

まだまだこれからって感じのブーツですよね♪

カカト部分はこんな感じです。
クアバーグという会社のものですね。

そしてビブラムのソールです。

このコンビンーションも面白いのでしょうか。
※追記 ”Quabaug Rubber社が独占的ライセンスを取得し、北アメリカにおけるビブラムソールの工場となります。”ということで、同一の会社となっているようです。

テカリもすごいですね♪

特に目立つ傷もなく。

ブーツって感じのブーツですね♪

引っ掛ける部分が付いているのも何かと便利でしょうか。

後ろからのフォルムもなかなかなものです。

このルックスで履き心地が良いのです。
足にフィットします。

丁寧な作業ではないでしょうか。

革と畳のコラボレーションです。

右を前へ。

そして、下げる。

まとめ ホワイツブーツ(WHITE'S BOOTS)で感じるか・い・か・ん♡

セーラー服と機関銃という映画にて薬師丸ひろ子さんが発した『か・い・か・ん』。

汎用品と言われる靴やブーツしか経験のない僕には、足を通した瞬間からその4文字が脳裏をよぎりました。

足をキュッと掴み、適度に遊びがある。
それでも、ブーツ自体のフォルムはしっかり維持しているなど、ホワイツブーツが百うん年に渡って支持されていることをしっかりと実感できます。

また、価格・入手のしやすさ、ブランド力などで人気となっているレッドウィングブーツと比較しても、その履き心地の良さには歴然の差を感じました。

とはいえ、所詮ワークブーツです笑

物好きな方に限り手にすべき商品と言えるでしょう(^^)

今後、履き心地や色落ちなど随時更新予定です。

※追記
このブーツはレッドウィングなどと比較しても次元の違う履き心地です。。

ホワイツブーツ アーチイーズ

このアーチイーズという考え方がすごいです。。

もしご購入をお考えの方はなるべくなら試着をしてからが良いでしょう。

サイズが大きすぎるとアーチイーズの効果は軽減されてしまうとの説明も見受けられます。

また、僕個人のサイズ感としてはニューバランスの25.5がちょうどよく、ホワイツのブーツも7ハーフつまり25.5で少々窮屈ですがちょうどいい感じです(^^)

叱咤激励コメントお待ちしています。

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