特に樹木希林が好きというわけでもないが、その頃”これは経費で落ちません”にハマっており”多部未華子”とAmazonプライムで検索したところ、クチコミ数が多く評価も高かったので視聴いたしました。
「うーん、わしもお茶習いたいなぁ。。」
と、感化され心にじんわりと染み渡りましたので評価を綴らせていただきます。
日日是好日を見て、どうだった?
自己Q&A形式で掲載していきます(^^)
- Q1.まずどうだった?
- A.まず、全体的な温度はかなり低めです。
”見せ場!”というのもそんなにないのではないでしょうか。
それでも、ジワジワきますね。
なんでだろう、このジワジワ感は。
ジワジワきます。 - Q2.ストーリーはどうだった?
- A.主人公の女性の思春期から大人への成長、その中で関わる親・人。
簡単にいうとこんな感じなのですが、そこに”茶道”がどう関わってくるのか。
といった感じでしょうか。
押し付けがましさがなく、じんわりと楽しめました。 - Q3.役者についてどう思った?
- A.皆さん良いですね。
改めて樹木希林さんの凄さを実感しました。
鶴見辰吾さんもよいですねぇ。
もちろん主人公の方も良かったです。
多部未華子さんも。 - Q4.この映画を見てどんな心境になった?
- A.茶道になど全く興味のなかった僕でも茶道に身を委ねてみたいと思えました。
- Q5.なにか気づいたこと、気になったことは?
- A.「あの茶碗も高いんだろうな?」と思いました。
- Q6.見てほしい年齢層は?
- A.就学中の年代ではなかなかこの映画の凄さを実感するのは難しいのではないでしょうか。
うーん、20代でも難しいかなぁ。。
30代後半くらいからなら断然楽しめると思います。
ある程度”世の中”が見えてる人が見ると面白いのかなとか思いました。 - Q7.映画のピークポイントは?
- A.誰?とはいいませんが”亡くなった”時二人の会話がジーンと来ました。
あと、「気軽にお茶を飲みに来たらいいじゃない」との言葉も良かったです。物事ってこれでいいんだと思います。
- Q8.また見たいと思うか?
- A.すでに複数回見てしまっています。
改めて時々また見たくなる衝動に駆られます。 - Q9.あなたにとって人生で何本に入る映画?
- A.人生の10本には入ってしまうかもしれません。
人生の30本には確実に入ります。 - Q10.最後にまとめ
- A.本映画を見る中で
- 窮屈な中でなにかをやることの意義
- そこに携わる人間の考察
- その時々の季節の考察
- そこで活用される道具の考察
- そこに従事することで体に起きる変化
そして、
- そこに携わりながらもそれをやらなくてもいいという考え方
など、見る人が勝手に解釈できる懐の深さを感じました。
また、”マンサク”という花を見ての一言がなにか深かったです。
”日日是好日”の口コミ・レビュー
「静寂なる日本映画の秀作。。。」
↑ですね。僕もこの評価に集約される気がします。
「どこが「ただ者じゃないんだ!」
〜中略〜
武田先生はお茶の先生で食っているのか、それとも道楽?これまたリアリティが無い。」
↑評価は人それぞれだと思います。
ただ、僕から言うとちょっと賛同できかねました。
「日日是好日 ほっこりしました。」
↑この映画、本当に温度は低めです。
例えるなら”ぬるめのお湯に浸かっていてたまに熱いのと冷たいのが来る”といった感じです。
”ほっこり”という評価はとても的を得ているかと思います。
「丁寧に生きるとは」
↑この評価、好きです。
「期待していたのに残念!」
↑この評価もわからんでもないですが、、
改めて見てみたら評価変わるかもしれませんけど、どうなんだろう。
「茶道教室の日常から少しだけ茶道の深さを感じました」
↑なにも知らない時は「茶道ってお茶の飲み方・花嫁修業ってことでしょ?」と思っていました。
それでも本映画を見て改めて、人が生きる上で感じること、感じるべきこと、発すること、などなどの真理を感じました。
これこそ”茶道の深さ”なのかなと。
「フェリーニの『道』」
この映画を観て、感動しなかった人、言いたいことがわからなかった人は、この作品の主人公が子供のころに観てつまらなかったと言っていた『道』という映画だと思ってもよいと思います〜中略〜
この作品は、茶道を通して、人生そのものの大事なことを教えてくれています
↑フェリーニの”道”を見たことないのですが、改めて見てみたいと思います。
まとめ ”日日是好日”を見てどうだった?
なるほど、クチコミ・レビューを見ると賛否ではっきり分かれるようですね。
それも分かるような気もしますが、それでも、それでも。。
この映画を見て僕が感じた”茶道”を羅列すると、
- 見方・見られ方
- 感じ方・感じられ方
- 表現の仕方・表現のされ方
また、時を重ねることで起こる
- 己の成長
- 己の変化
などなど、”人としてあるべき姿”のようなものを感じました。
良き日本、その深みを感じることでただの散歩すらディズニーランドになり、季節の移り変わりが最高のドラマ映画に変わる。
そんなことを考えさせられます。
″こんな環境に身を委ねてみたいものだなぁ〜″
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
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