※追記 本マットレスにて4年以上寝ていますが、コレ、いいです。
以前APAホテルに宿泊した際には
「はぁ、、家のマットレスの方がいいじゃん。。」
と思いました。
ちなみに、APAホテルのマットレスはボンネットコイル式のものです。
※追記 本マットレスを使って6年目ですが未だに快適です。
”ヘタレ”のキーワードが上がっていますが、とくに”ヘタレ”も感じていません。
新品と比較したら凹んでいるのかもしれませんが、まだ新品同様な寝心地です。
うーん、流石に耐久性もすごいと感じています。
- 『この寝心地は、おばあちゃんのマットレスを思い出す』
マットレスに19万円も出してしまった僕がそこに至るまでの経緯と寝心地を綴ります。
そもそもレガリアに関するブログや情報が少ないのでなにかの参考になったなら幸いです。
※記事内で『布団』『敷布団』と出てきますが、すべて『敷布団』と脳内変換お願いします。
※この記事、かなり長いです。
もし、お時間ある方は全部すべて読んでほしいですが、「時間ないんだけど」って方は目次からタイトルチョイスお願いいたします。
約19万円のレガリアのマットレスを買うに至った経緯
『こだわりと無関心が極端に別れる性格』
そんな僕は、これまで『ザ昭和』なフトンを使っていました。
↑”昭和 フトン”で検索すると出てくるこんな感じの布団です。
『睡眠』というものに全く興味が無かったのです笑
そもそもこの布団は一人暮らしを始める際に田舎から持ってきたもので、なんでも、おばあちゃんが来客用に購入したものとのこと。
この布団に思うこととしては
- 天日に干せばまあ眠れるが、3日も干さずに連続で寝ると身体中が痛くなる
- ちょっと気の利いた座布団よりもクッション感が無い
長年使ってきたこともあるし、この手の敷布団ならこんなもんでしょう(^^)
そんな思い入れの強い敷布団ではあるが、iPadで寝ながら動画を見ていると
「10分に一度くらいは体勢変えないとキツイ」
と、思うようになり
「あれ?俺寝てる間に数十分間隔で寝返り打ってるのかな。。」
と。
これについて改めて計算してみると、
『8時間の睡眠で20分に一回寝返りをうったとしたら24回。
つまり、一晩で24回寝返りを打たなければならない苦痛を感じている』
ということになりますね。
そんな計算結果を経て
「ここ最近のやる気のなさの原因は布団の寝心地の悪さにあるのかなぁ」
という思いが、敷布団新調への動機となっていきます。
これについては、ユーチューブでも寝具の重要性を語る方は多いですよね(^^)
そんな昭和に包まれていた僕が、まずは『敷布団の良し悪し』について考えたので綴っていきます。
良い敷布団・悪い敷布団とは?
先に悪い布団から考えていきましょう。
悪い敷布団を考える
完全に僕の主観になりますが悪い敷布団の代表を上げるなら
- 公園のベンチ
- コンクリートの道
これらを敷布団とは言えないのかもしれませんが、公園のベンチで寝ると〜30分もすれば身体中が痛くなりますし、同じ体勢を10分以上続けるのは苦行とも言えるでしょう。
また、コンクリートのような固くて冷たい地面の場合、固いことに合わせて冷たさによって体温を奪われ疲労につながる経験をしています。
つまり、敷布団の最低ラインはこの辺にあるのだと定義します。
まあ、これらは悪い方の極論になりますけどね。
続けて『良い布団』を見ていきましょう。
良い敷布団を考える
これも主観になりますが
- 市民プールなどにある子ども用プールにボーっと浮いた時
- ビーズクッションなど、身体のカーブに合わせて変形しフィットするものに対して寝た時
市民プールなどに行くと大人用のプールもありますが、あそこではバリバリに泳ぐ方も多いですし、プカプカと浮き続けるのは難しいですよね。
子ども用プールなら足もつきますし、気楽だし、水温も丁度よく調整されています。(ただし、子ども及び人が居ない時に限るでしょう。)
それでも、濡れることを悪条件と考えることも出来ますが、一旦そこは目をつむります。
そして、ビーズクッション(人をダメにするソファ)に関してはこたつとのあわせ技で最強の相性を見せます。
実際に寝てみると数時間の睡眠の内にうつ寝返りの回数は数回、〜3時間程度の睡眠時にうつ寝返りは0回なんてこともありました。
ここで他にも思い浮かべてみましたが
- 海に浮かぶ:波に酔うからだめ
- エアーベッド:ゴム臭いし、特有の音が苦手
こうして見ていくと、実は睡眠に都合の良い敷布団なり環境を構築することは案外むずかしいことが分かります。
良い敷布団・悪い敷布団の考察
ここで、この時点での敷布団の良し悪しに影響するポイントを羅列すると
- 寝返りの不要性
- 寝返りのうちやすさ
- 適正な温度保持
- 耐久性
こんな感じでしょうか。
文章にするとたったの4行なのですが、コレが難しいのです。
そして更に寝具の極限的な理想を考えるなら、ドラゴンボールに登場する
こちらのメディカルマシーンになるのでしょうか。
つまり
『その場所に身体を預けることで身体の疲れが回復し、全てがリセットされる空間。』
あと多少現実的にいうなら『宇宙空間』というのも睡眠には最適な場所と想像できますね。
それでも非現実的ですが、寝具の目指す頂点とはこういうことなのだと思います。
そして、これらの持論を掲げながらマットレス購入への一歩を踏み出します。
レガリア(REGALIA)の高級マットレスを買う前に迷わせてくれた商品はコレだ!
とはいえ、この時点では
『昭和なフトンよりふんわかしてれば良い』
と考えていたため、いきなりレガリアの高級マットレスを購入する気など毛頭ありませんでした。
まず気になった商品はこちら
マニフレックス メッシュ ウィング
スポーツ選手なども愛用すると言われるマニフレックスの三つ折りマットレスですね。
正直この商品を買うつもりで池袋の東急ハンズに何度か通ったりもしました笑
価格的にも3〜4万円しないくらいで手頃と言えば手頃だし、持ち運びも出来、商品もしっかりしていて良いものだと思います(^^)
「マニフレックスの三つ折りのこれでいいかなぁ、、」
と、池袋の東急ハンズにて模索していると、隣に展示してあったコレが誘惑してきます。
テンピュール フトン オールシーズンズ
価格が8万円位とマニフレックスより高額になってきますが、あのテンピュールの枕のような寝心地、つまり『枕の全身版』ですね笑
ここで「素敵な寝心地を毎日味わえる!」と、気持ちがゆらぎ出してきます。
ちなみに、このフトンオールシーズンズはテンピュール特有とも言われる「夏は暑い」という弱点を克服すべく、ひっくり返したりして色々と調整出来るようです。
うーん。。
と、そんな低反発な魅力に取り憑かれ気味な僕が試し寝させていただきましたところ、さらにその横に↓こんな↓商品が展示されていました。
テンピュール Zero-G® [ゼロジー®]~電動リクライニングベッド
- 『宇宙空間のような寝心地』
魅力的です(´・ω・`)
それでも、
「いやいや、敷布団はザ昭和だが、ベッドのフレームはヒノキのちょっと良いやつ持ってるし、こんなの買えない」
と、思ってはいたものの、
店員さん:「いえいえ、試すだけでも結構ですよ」
と、かるーい感じで促してくるので、ならば経験するだけでもと試してみたところ
「あぁ、、すごい。。良い。。」
と、ここで考えます
『待てよ、フトンオールシーズンズに約8万円という投資をしたのち、このゼロジーを諦めたことを後悔し続ける人生を送るのか、それともここで今持っているベッドフレームを破棄してでも本能のままに行動するべきなのか。』
と。。
そんな迷いの末、
「今できる最大限のことをしよう!」
という方向に思考が転換されていきます。
また店員さんもうまいことをおっしゃいまして
店員さん:「このゼロジーでしたらソファーとしても使えますよ。
忙しい現代なのですから、お家の中でくらいは快適に過ごしても良いですよね。」
などと、おっしゃいます。
そこで僕は思ったわけです。
「なるほどね!」
と。
ちなみにこの【ゼロジー エレベート ケーディー】の特徴と魅力を羅列すると
- 当然フラットな低反発テンピュールベッドとして機能する
- 背もたれのみを起こしソファーのように使える
- ゼロジーポジションという宇宙飛行士や母体にいる赤ちゃんのような姿勢になることができる
- フレームが分解出来るため引っ越しなども気軽
- ブルブルマッサージ機能が付いている
などなど、
『そこそこ高額になるが、長く使うことを考えれば満足のゆく買い物になるだろう、、ブルブルマッサージ機能もあるし。』
この時点でもうこの商品を購入すると決めている自分がいました笑
と、買う気まんまんで池袋東急ハンズの店員さんとさらに話し込みましたところ
店員さん:「銀座にテンピュールの全商品が展示してある店舗がありますので、もしお時間大丈夫でしたらここに無い商品も体験してみてはいかがでしょうか?」
と。。
俺、素直に銀座のテンピュール展示場に向かう
素直な僕は、その日の内に池袋から銀座にあるテンピュールへと向かいます。
そして僕の思考が更に昇華する、ターニングポイントはこの移動時間にありました。
名付けて『テンピュールの誤算』です。
今の時代、人はこの移動という時間に何をするのか?
勘の良い方はお気づきでしょう。
そうです、
『その商品について詳しく調べる』のです。
目当ての商品の口コミ・レビューを見て、そして最安値を見ます。
ここでテンピュールに対するネガティブな意見や最安値などの情報が舞い込んでくるわけです。
とは言え、この時点ではまだお目当てのゼロジーを買うことで気持ちは固まっています。
俺、ザギンのピューテンルーに到着
銀座のテンピュールに到着後、東急ハンズの紹介で来たことを伝えそのままお目当てのベッド、そしてマットレスを試します。
レガリアユーザーになった今思い返しても、フレームが電動で動くことや一番の売りとも言われる『ゼロジーポジション』は魅力的でした。
買うと決めてるしもう、速攻で今夜からでもテンピュールで寝たい!と思っていたくらいです。
それでも、ここで購入決定はしませんでした。
その理由は『価格』です。。
詳細にはわかりませんが、僕が見た時点で、店舗でもネットショップでも商品価格はほぼ同じでした。
それでも、ヤフーショッピングなら『ポイントが付与』されるんです。
そりゃあ、数万円に対する10%とかならまだ分かりますが、20〜30万円に対する10〜15%、さらにソフトバンクユーザーな僕は上乗せでポイントが付きます。
これについて僕が語って良いのかわかりませんが、調べれば分かることなので語りますと
購入交渉の際にヤフーでポイントが付与される事を告げアレコレと言葉のキャッチボールをするも『流石に対抗できない』という流れに。
そうなると、もう現代の主流と言われる
『店舗で試して購入はネットで』
という流れになります。
※店員さんの接客は丁寧でしたし、親身になって対応してくださいましたことこの場を使って感謝申し上げます。ごめんね。。
それでも、店舗で購入しようがネットで購入しようが同じテンピュールなわけだし、巡り巡って利益還元されるだろうとも思いながら、帰宅後、ヤフーの5のつく日のポイントプラス5倍を狙って購入するため、お気に入りに登録。
俺、新宿の大塚家具に行っちゃう
そもそも、僕にとって寝具の購入は大きな買い物です。
なので5のつく日までまだ日数あるしと、購入前にテンピュール含め有名メーカーのマットレスも見たい!ということで新宿の大塚家具に向かうことに。
この日はあの大塚久美子さんが店舗にいらっしゃり、入店と同時に軽く会釈されちょっとときめきました(^^)
「社長って案外小さいんだな」などと独り言をつぶやきながら、そのまま寝具コーナーに向かいテンピュールを見ていると、店員の方が話かけてきてスリープアドバイスというものをしてくれます。
聞いた内容を要約すると
- 身体を点ではなく面で捉える寝具を選ぶべき
- 実は高さの高い枕は必要なく、むしろ首の部分を支えることで、後頭部にかかる負担を軽減すると考える
- 横を向いた時でも身体が痛くならない寝具を選ぶべき
的な。
ちょっと文字で説明するのは難しいので気になる方は大塚家具の寝具の説明ページであるこちらからチェックしてみてください。
これらの説明について僕個人としては、まあ、納得できるところでした。
と、そんなアドバイスを頂きながら、今テンピュールの商品を購入しようか迷っていることや、さらに良いものがあるなら試してみたいなどといった相談をしていく中でようやくこの商品が登場してくるわけです(^^)
おまたせ!レガリアのマットレスがすごいんだってよ!
寝具に詳しい店員さんとお話していく中で僕の意識は『塗り替えられ』『書き換えられ』『上書き保存され、、』(詳細については語れませんがテンピュールもそれはそれで素晴らしい寝具です。)
なんだかんだでレガリアのマットレスがいいんじゃん!という思考へと変換されていきました笑
レガリア インシグニアとは
僕が購入に至ったマットレスはこちら
主な特徴として
- 8インチのセンターハードポケットコイルを導入
- →ポケットコイルとは、マットレスを構築するコイルが独立しているもの。
これに対してボンネットコイルはコイルが独立していないもの。
- 寝心地を追求したこだわりの構造
これにより一般的なマットレスとは違う、若干テンピュールっぽい低反発な寝心地も実感できる。
そして、僕自身実感しています(^^)
- レガリアは寝心地だけでなく耐久性にも着目
- マットレスの側面を高密度のウレタンで囲う「フルボディサラウンド構造」になっている。
購入の際にお店の方からも説明受けましたがこの作りになっているのは他のブランドだと、更に高額な価格帯のモノに限られるとのこと。
実際に、他のブランドの同価格帯のマットレスの側面を撫でるとコイルに触れれる物が多かったです。
ただ、これが耐久性にどう影響するのか、今の僕にはまだ良くわかりません。
が!そこがポイントとなっているようです(^^)
- 凹凸の多い横向きでも寝やすい
つまり、『寝返り対策がしっかりしてある』ということですね(^^)
満足度などの詳細については公式サイトよりチェックしてみてください
レガリア インシグニアに思う約19万円の睡眠価値とは
レガリアのマットレスに眠り数ヶ月経ちますが、評価を一言で言うと『良い』です(^^)
良い寝具については、高校時代におばあちゃんが使っていたフランスベッドだったかどこだったかのベッド・マットレスを譲り受けて数年間使う際に
『今日もまたこのベッドで寝れる!』
と、昭和な布団では味わえない包容感といいますか、安堵感といいますか、それらに似た『気持ちよさ』・『心地よさ』を感じた経験があったため、まあ良いだろうとは予想出来ていました。
実際にはその予想を上回る寝心地のよさを実感しています(^^)
↑そもそも『レガリア』というブランドは、大塚家具とキングスダウンとの共同開発なんだとか。
日本では認知度の低いキングスダウンの商品を大塚家具とのタッグで売ろうとしているのでしょうね(^^)
ちなみにアメリカ製です。
↑店員さん:「このマットレスで寝るとホテルのベッドですら寝心地に不満がでると思いますよ。」とのこと。
↑このキングスダウンというメーカー、本国アメリカではシーリーやシモンズと比較しても圧倒的シェア率を誇るんだとか。
↑この真ん中の層がテンピュール的な層になっているようです。
↑合わせてベッドパッドも購入
ウールにこだわってみました。
↑こちらはボックスシーツというもの。
まとめ 寝具への投資とは
- 『高級羽毛布団』
こう聞くと胡散臭いイメージでしょうか。
それでも、
『人生の3分の1は睡眠』
と言われますし、これは事実といえるでしょう。
若いころは自分の欲しい物ややりたい事にお金を費やすのも良いと思いますし、僕自身も寝具に何十万も払う人間をアホだと思ってました。
それでも、改めて寝てみると同じ睡眠時間でも『質の良い睡眠』と『質の悪い睡眠』では、
- 疲れの取れ方
- 身体の痛み
- ストレス解消
- スッキリした思考
などなど、具体的な違いが出てくることに気づきます。
また、
『無意識の内にそこに居てしまうほど魅力的な空間の構築』
なんてことも考えさせられます。
『自分にとって居心地の良い場所があるかないかで、思考・お金の使い方・仕事への考え方・趣味への考え方などなにかと変わってくる。』
と、レガリアの19万のマットレスで毎晩寝ている僕は考えたりしています。
あと、なにか体重が減っていってる気がするのは気のせいでしょうか。
睡眠環境ってなかなかに大切なんだなと、改めて思う春なのでした。
最後に一言、「俺って独身貴族だなぁ。」
みなさまもご使用中のマットレスの使い心地などコメントいただけましたなら幸いです。
↓気になる方はチェックしてみてください♪
ヤフーショッピングでも大塚家具で取り扱う商品が購入できるようです。
商品によっては口コミもあるので合わせてチェックするのも良いかと(^^)
↓↓↓
※追記 このマットレスで就寝するようになってから1年半ほど経ちました。
価格的に見ると、改めてやはり高いですよね。。ただし、その後何一つ不満がありません(^^)
高い商品って逆に使い心地が悪かったり、高いことによって物としての敷居が上がってしまうため、評価は辛口になりがちかと思いますが、この商品は”普通”に満足できています(^^)
また、僕が購入したすぐ後くらいにニューモデルが出たようで、ちょっと悔しい思いもしました笑
ただ、それでも満足です(^^)
住環境が整っている方なら、このマットレスを取り入れることで最強の就寝環境構築の手助けになってくれるのではないでしょうか。
ただ、、〜10万円くらいでこのレベルの商品があればなぁ。。
でも、そんなこと言ってるとまた中途半端な商品になってしまうだろうしなぁ。。