かねてから興味はあったが、椅子とフットレスト(足置き)をセットで購入すると7万円近くするということで、なかなか踏み切れずにいたニーチェア。
ようやく購入するにいたり、ちょっとだけ座ってみたのでレビューします。
これ、、すごい予感。。
ニーチェア(Nychair)のロッキングに想うこと
ニーチェアの主な特徴を見ていくと
NychairX(ニーチェアエックス)の誕生は1970年。
日本人デザイナー新居 猛(にい・たけし)により作られて以来、
これまで世界各国で40年以上販売されています。
住環境など日本的な成り立ちを背景とし
置く場所を選ばないシンプルで美しく機能的であるデザイン、
そして国産ならではの品質とくつろぎは、
今もなお世界中で評価され、愛用され続けています。引用元:https://www.nychairx.jp/
↑発売されてからもうすぐ50年になるということですね♪
そして、この椅子をデザインした新居猛さんは
「座り心地を落とさず、とにかく安く、道具のように役に立ってこそ椅子」
この信念のもと
「多くの人から愛されるカレーライスのような椅子づくり」
このようなコンセプトで作り出したとのこと(^^)
カレーライス。
なににしても
- グッドデザイン賞
- ロングライフデザイン
↑これらの賞はもちろんのこと
- ニューヨーク近代美術館(MOMA)に永久収蔵されている
という事実にも魅力を感じてしまいます(^^)
ここ最近でも、『魅力的な部屋』系の雑誌にも必ずといっていいほど登場するこの椅子。
僕自身、それまでは
「所詮はアウトドア用の椅子の延長程度だろう」
とも思っていたのですが東急ハンズや、どこだったかの椅子専門店で実際に座った際に、
「あ、腕を置く木の部分が想いの他しっかりしている。フレームもしっかりしてる!
なんか、アウトドア用の椅子とは全然違う!」
と、その良さについて実感していました。
それから、アマゾンやヤフーショッピングのほしい物リストに追加されてはいたものの
「アーロンチェアもあるし、、本当に必要なのだろうか。。」
と躊躇もしていました。
それでも、ツイッターかなにかをなんの気なしに見ていたところ
「オンはアーロンチェアで、オフはニーチェア!これ最強!」
↑こんな投稿が目に入ります。
そこで僕は思ってしまったわけです。
「なるほどね!」
と。。
愛用している人なら共感頂けるとおもうのですが、アーロンチェアはどうしても『オン用』の椅子というか、この椅子でダラダラするのは逆に難しいと思います。
アーロンチェアに対する僕個人の意見としては
『オフにならない姿勢を保つ椅子』
とでも言いましょうか。
使い出して3年くらい経過した今なら、この椅子に座った状態で寝落ちするようにもなりましたが、それでも、他の椅子と比較するとなにか『シャキッとしてしまう椅子』とでも言いましょうか。。
そんなことを感じたりしています。
そこで、このニーチェアを組み合わせることで。。
『オン・オフ無敵!』
と、なるわけですね笑
続けてニーチェアの何が良くてなにが人気なのかを見ていきます。
ニーチェアの何が良いの???
「ニーチェアが良い!」と言われる理由をそれぞれ見ていきます。
その1 日本製である
座面の生地・フレームなど、日本で作られている点に品質の高さを期待してしまいますよね。
実際に手にして見ても、日本製特有のしっかり感は十分に感じられました。
それでも、それまで正規品の製造をおこなっていたニーファニチャーは2013年に廃業し生産中止の危機に陥っていたんだとか。
その後2014年にそれまで問屋さんの立場で扱っていた藤栄が基本スペックを守りながら、更には張地やフレームの品質を向上させて復刻し、今も販売が続けられているとのこと(^^)
その2 座面生地が倉敷帆布
こういうこだわりがニーチェアの人気を持続させているんだと思います。
倉敷帆布と言えば岡山県にある帆布生地屋さん。
岡山と言えば桃太郎ジーンズなど、ジーパンでも有名な場所ですね(^^)
そもそもジーパンの起源は帆布の布で作った丈夫なズボン。
そして倉敷帆布は日本が誇る最高品質の帆布で全国の帆布生産シェア率70%となっているんだとか♪
倉敷帆布を使うブランドを見ていくと
- ポーター
- BEAMS
- 木梨サイクル
- Sotto soel[ソットソエル](カメラバッグ)
などなど、革とは違った素朴なオシャレを醸し出す商品に使われることが多いようですね♪
ほかにも倉敷帆布自社ブランドや、様々なブランドで採用されているようです。
その3 折りたたんで収納できる
重厚なソファーと比較しても、使わない時に折りたたんで収納できる点は重宝するのではないでしょうか。
また、後述もしますが折りたたんだ状態で自立するのもすばらしいです!!
その4 生地を張り替えられる
- 椅子の生地:約1万円
- オットマンの生地:約5,000円
愛用者の口コミを見ると「長年愛用しててヘタッたけど、シートを張り替えたら新品に戻った!」とおっしゃる方も(^^)
『良いモノをメンテナンスしながら長く使う』これこそ豊かさの根源とも言えるのではないでしょうか。
その5 とにかく座り心地が良い!
これについては愛用者の声を見ていきましょう
「座り心地、手触り、強度(70~80Kgの自分が座ってもきしみもしない)も十分で末永く使っていけそうです」
↑はい、僕もそう思いました。
「座り心地もデザインも申し分ない。
折りたためて場所も取らないし、
値段はちと高いが何年も使えば元も取れる。」
↑申し分ないですよね。わかります。
「読書の友
またひじ掛けの位置が低いので、体育座りをしたり、胡坐をかいたり、体勢を変えるのもスムーズです。」
↑なるほど、体育座りしたり、あぐらをかいたり!
「使わないときに折りたためるのも非常に便利だと感じます。
値段はすこし高いですが、満足の一品です。」
↑少し高いですよね。
ただ、、ただ、、満足(^^)
「座り心地の良さはもちろん、簡単にほかの部屋へ持ち運びができる点が良い。
暑い日には風がよく通る場所へ移動してくつろぐことができ、快適!」
↑素敵ですね。真似させていただきます♪
正直、この商品が届き組み立て自体はちょっと面倒でしたが座ってみて一発目で「良い商品特有のピーンと張ったなにか」を感じました。
構造自体がシンプルなこともあるのでしょうが、この「ピーン」とくる感覚の商品ってなかなか巡り会えないのも事実。
気になる方はぜひ一度試座していただきたいものです。
ニーチェアとオットマンを晒す!
↑こんな箱で届きます(^^)
↑ここから組み立てです。
ネジを4本締めるだけなのですが、ちょっと面倒ではありました笑
↑完成した姿はこちら。
↑そしてニーチェアとオットマンのセット。
オットマンははじめから組み立てられています。
また、当初はどう考えても割高なオットマンの購入は見送ろうとしましたが、
「割高でもオットマンも合わせて購入したほうが幸せになれる」
の口コミを見て強行突破で購入笑
↑折りたたむとこんな感じで自立します。
また、ニーチェア自体は折りたたんでも安定していますが、オットマンは開いてきてしまいます。
ニーチェアと同様に紐でくくれば自立するかもしれません。
↑細部の質感です。
↑これが倉敷帆布。
↑このネジの質感もなかなか良いですね。
粗悪なモノとはやはり違います。
↑この木も妙に良いです笑
↑うんうん、良い良い♪
↑最近では日本製を謳いながらも粗悪な作りのものも見受けられますが、
このニーチェアは『ものづくりの日本の良さ』が実感できます(^^)
↑こちらはご使用上の注意。
しわくちゃですみません。。
↑お手入れ方法はこちら。
まとめ ニーチェア&オットマンに思うこと
ニーチェアには
↑こちらのタイプと
↑こちらのロッキングタイプがあり
通常版とデラックス版なら比較的デラックス版を選んでしまう僕はロッキングタイプをチョイス。
価格的に数千円高価になってしまいますが、口コミを見ていくと
「ロッキングタイプを選んだ理由は、読書の時はそのまま座って、仕事の時は前かがみに使えて万能だから!」
↑このような口コミがあったため、ロッキングタイプを選びました。
また、実際にニーチェアで読書してみると、これまでに経験したことのない快適さに包み込まれます♪
読書の際に取りがちな2つの姿勢(頭を後ろにもたれる・頭を前に倒す)に対応している点や、木のフレームにおいた肘が痛くなりにくい点など、なかなかです(^^)
「はぁ、、快適。。」
数十分座っただけでこんな言葉を漏らす方も多いのではないでしょうか。
それでも気になっている方は、できるなら試座してみてからの購入をオススメします。
僕としては「久しぶりに親にも買って上げたいと思える商品」と評価いたします。(^^)
↑気になる方はぜひチェックしてみてくださいね♪