- 『出るってよ!ソニーの本気のワイヤレスノイズキャンセリングのやつがよ!』
兼ねてから「欲しい!欲しい!」と思っていたソニーのノイズキャンセリングBluetoothイヤホン。
前の世代の”WI-1000X”は2017年10月7日に発売が開始されたということで、現在2019年10月28日から見ると約2年程経過している状況。
そもそも前世代モデル”WI-1000X”の評価が高く
この体験はコストをかける価値がある。
ソニーに久々に拍手を送りたいです。
などなど、口コミ・レビューを見ても毎日活用している方は多い印象。
また、
- プロミュージシャンが多数愛用(音楽機材系雑誌にて確認済み)
- ヘッドホンタイプと比較して耳がムレたり暑くならなくて快適
と、魅力的。
↑ピースの又吉直樹さんのかばんの中身紹介でも発見出来ました!
↑「3日間ホテルに籠もって執筆することもある」とのことで、もの書きの人にはうってつけなのかもしれませんね。
さらに、左右独立タイプと比較すると
- 電池の持ちが良い
と、自宅で仕事をする身としてはとても心強い存在の商品。
それでも、本商品に注目しだしたのが今年の6月位だったと思ったので
「発売日から今年で約2年かぁ。。そろそろ新商品出るかなぁ。。」
と、購入を躊躇していた中での新作発表だったので
「買うっしょ!買う買う!」
と、熱くなっている自分に気づきます。
それでも、改めて”どれほど進化”して”どれほどすごいのか”気になったので冷静に見つつ詳細に綴っていきます。
WI-1000XM2ってのはこんな商品!
簡単に詳細を見ていくと
まずは機能面
型式:密閉ハイブリッド型
ドライバーユニット:ハイブリッド
↑これは
このように説明されています。
つまり、フルレンジスピーカー一発ではなく各周波数帯に特化したスピーカーを複数搭載するということですね。
ちなみに、”ソニーのXBA-300”を普段から愛用していてこれが3つのドライバー(3つのスピーカー)を搭載しているのですが、さすがにすごいです笑
DTMなどを行うならモニターイヤホンとして活用できるのではないでしょうか。
感度:99 dB/mW (有線接続時、POWER ON 時)、94 dB/mW (有線接続時、POWER OFF 時)
↑ちょっとわからないですが、悪くはないのではないでしょうか。
マグネット:ネオジウム
↑レアアースを使っていますね。
再生周波数帯域:3Hz-40,000Hz (JEITA)
↑これはすごいですねぇ。。
スピーカーでは表現しきれない周波数帯まで網羅しているのではないでしょうか。
インピーダンス:50 Ω(有線接続、POWER ON時 1 kHzにて)、17Ω(有線接続、POWER OFF時 1 kHzにて)
↑これも詳しくはちょっと分からないです。
簡単に言うと機器とのマッチングということですね。
コード長:約1m
↑これはまあ、付録程度に考えればよいですね。
付属のものでも悪くはないかと思います。
それでも、”良いもの”は更に”良い”との声も多く上がっています。
コードタイプ:片出し(着脱式)
入力プラグ:金メッキL型ステレオミニプラグ
質量:約 58 g (本体: 約 44 g)
↑軽いですねぇ。。
砂糖でいうと大体大さじ4杯程(1杯約15g)のようです。
ちなみに”コードは含みません”とのこと。
と、ここまでが技術的な部分。
いやぁー、すごいですねぇ。
電源:DC3.7V(内蔵充電式リチウムイオン電池)
↑まあ、普通ですね。
充電時間:約3.5時間、充電10分で約80分使用できます
↑クイック充電機能も装備しているということですね。
充電方法:USB
↑付属品を見ると、”USB Type-C(TM)ケーブル(約20cm)”と記載されています。
電池持続時間(連続音声再生時間):最大 10 時間 (NC ON),最大 12 時間(アンビエントサウンドモード), 最大 15 時間 (NC OFF)
↑全機能オンの状態なら10時間ということですね。
まあ、実際には8時間位目安でしょうかね。どうでしょうか。
電池持続時間(連続通話時間):最大 9 時間 (NC ON), 最大 10 時間 (アンビエントサウンドモード), 最大 13 時間 (NC OFF)
↑通話に使うとこんな感じ。
電池持続時間(待受時間):最大 11 時間 (NC ON), 最大 13 時間 (アンビエントサウンドモード), 最大 100 時間 (NC OFF)
↑待受待機状態ならこんな感じ。
つまり、電子耳栓として使う場合でもこんな感じということのようですね。
対応インピーダンス:50 Ω(有線接続、POWER ON時 1 kHzにて)、17Ω(有線接続、POWER OFF時 1 kHzにて)
↑マッチングはこんな感じとのこと。
音声入力端子:ステレオミニジャック
↑有線イヤホンとしても使えるということですね。
型式:MEMS
↑『MEMSとは「Micro Electro Mechanical System」の略で、半導体の微細加工技術等を用いて加工した微細な電気的機械的な部品のこと』
とのこと。
指向特性:全指向性
↑広範囲に集音できるということですね。
有効周波数帯域:50Hz-8,000Hz
つまり、49Hzまでの低音、8,001Hz以降の高音には対応できないということですね。
続けて、Bluetooth
通信方式:Bluetooth標準規格 Ver.5.0
↑2019年1月に「Bluetooth 5.1」という新仕様が発表されていますから、最新というわけではないようです。
※追記 2016年に発表された5.0と比較して2019年に発表された5.1は”方向探知機能を追加”程度にとどまっているので、あまり気にしなくても良いかもしれません。
また、10月30日に発売されたAirPodsProも”Bluetooth5.0”のようです。
出力:Bluetooth標準規格 Power Class 1
↑詳細を見ていくと
[su_table]
Class | 最大出力 | 想定される通信距離 |
---|---|---|
Class1 | 100mW | およそ100m程度 |
Class2 | 2.5mW | およそ10m程度 |
Class3 | 1mW | およそ1m程度 |
[/su_table]
このように説明されています。
ふむふむ。
最大通信距離:見通し距離 約10m
↑ん?約10mならClass2でもいいのでは?とも思いましたが、ある程度余裕をもたせているということでしょうか。
使用周波数帯域:2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz)
↑現在一般的には2.4GHz帯と5GHz帯が普及しているということで、2.4GHz帯は
コードレス電話、Bluetooth、電子レンジなどに使われている
このような説明もあります。
それでも、5GHz帯のデメリットを見ると
2.4GHz帯に比べると、電波が遠くまで届かず、壁などの影響を受けやすい。
このような説明もありました。
うーん、まあ、無難なチョイスといえるでしょうか。
変調方式:FHSS
↑調べると”周波数ホッピング方式 【 FHSS 】 Frequency Hopping Spread Spectrum”とのことで
周波数ホッピング方式とは、スペクトラム拡散の方式の一つで、ある範囲の周波数帯域の中から、通信に使用する帯域を極めて短い時間ごとに高速に切り替えながら通信する方式。
引用元:http://e-words.jp/
これにより
複数の通信主体が異なるホッピングパターンを用いて送信帯域を切り替えていくことで、互いに干渉することなく同じ周波数帯域を用いて同時に通信することができる。
引用元:http://e-words.jp/
このように説明されています。
なるほど。
対応Bluetoothプロファイル:A2DP, AVRCP, HFP, HSP
↑それぞれを見ていくと
- Advanced Audio Distribution Profile (A2DP)
- デジタルオーディオプレイヤー - ヘッドフォン間などで用いられる、ステレオ音質のオーディオデータをストリーミング配信するためのプロファイル。
- Audio/Video Remote Control Profile (AVRCP)
- デジタルオーディオプレイヤー - リモコン間などで用いられる、操作対象デバイスをリモコンからリモート操作するためのプロファイル。
- Hands-Free Profile (HFP)
- 携帯電話 - ヘッドセット間などで用いられる、電話の発着信や通話を行なうためのプロファイル。
- Headset Profile (HSP)
- PC・携帯電話 - ヘッドセット間などで用いられる、音声入出力を行なうためのプロファイル。
とのこと。
本機の持つ機能を思い出せば納得ですね。
対応コーデック:SBC, AAC, LDAC
↑詳細に見ていくと
- SBC:遅延を感じる 標準的な音質
- AAC:SBCより遅延が少ない データの変化が少なくSBCよりも高音質
そして、
- LDAC:ソニーが開発した新コーデックで、ハイレゾ相当品質のオーディオデータ転送を可能にしている。対応機器では96kHzサンプリング/990kbps時で20Hz~40kHzという広い再生帯域(従来型コーデックは20Hz~20kHz)を持つ
ソニーが開発したコーデックということで、なにかとすごいのですが、つまり発信側も対応していなければならないということでしょうね。
対応コンテンツ保護:SCMS-T方式
↑詳細を見ると
SCMS-Tとは、デジタル録音機器に付与されているコピー防止技術であるSCMSの派生規格で、Bluetoothの無線技術でのコンテンツ保護方式のこと。
引用元:https://www.kddi.com/
とのこと。
伝送帯域(A2DP):20Hz - 20,000Hz (44.1kHz サンプリング時) / 20Hz - 40,000Hz (LDAC 96kHz サンプリング時, 990kbps)
↑この技術により”「Bluetooth は音質がよくない」という定説を過去のものにした”とのこと。
ふむふむ。
まとめ 僕がWI-1000XM2を欲しいと思う理由
実は、技術面などの詳細については今回記事を作成する中ではじめて知ったことが多かったりしました。
僕がWI-1000XM2に魅力を感じている理由を羅列すると
- ヘッドホンタイプだと暑い時期は暑く蒸れるのでイヤホンタイプでノイキャンが調整できる商品が欲しいと思っていた
- 有線ではなくBluetoothのイヤホンなら行動範囲を縛られずに済むと考えていた
- 某雑誌でプロミュージシャンの愛用イヤホンを紹介するコーナーにてWI-1000Xを高く評価する方が比較的多かったので気になっていた
- 自宅で仕事ということもあり、長時間つけっぱなしになると思うのでできれば電池持ちは〜2,3時間とかではなく8時間以上程度のものを望んでいた
こんな感じです。
ノイズキャンセリング機能についても、ソニーのノイキャンフラッグシップヘッドホンと同じ
「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」搭載
ということで期待感は高まります!
また、
気圧の変化に応じてのノイズキャンセリング性能を最適化
と、飛行機で移動する事が多い方にもオススメといえるようですね。
気になる方はそれぞれチェックしてみてくださいね。
※追記 その後購入しました(^^)