何気なくユーチューブ動画をみていたところ、読書芸人達がこぞってこちらの本を絶賛していたためキンドルペーパーホワイトにて読んでみました。
改めて、お金は払うのに『モノ』自体は手元にないという寂しさを感じつつも、家にいながら本が買える便利さに気付かされました。
『コンビニ人間』を読んで思った率直な感想
一言で言うなら『のめりこめる』本でした。
一般的に見たら『異常者』と言われる主人公目線での葛藤や、家族や友人への気遣い故の生き方。。
コンビニが舞台であるため、非難や批判が多くなるのでしょうけど、違った環境であればこういう人こそ『天才』と言われる人間なんだろうなと思いました。
『コンビニ人間』のアマゾンでの評価
口コミ1 主人公の古倉さんは、私とまるでうりふたつの人間
投稿者:u-mixさん
評価:[star rating="4"]
本なんて滅多に読まない自分が、なぜ今年の芥川賞のこの作品を読んでみたい!と心から思ったのは、お恥ずかしながら何を隠そう私も主人公とほぼ同じ現役コンビニバイト(しかも今年で14年目ぐらい)だからだ。ちなみに今の年齢は38歳(主人公よりむしろ上なのだよ‥‥汗)あっと言う間に読破できた。2時間足らずで読めました。唯一、主人公と私の違う所といえば、自分はわりとセミやスズメなどの小動物は主人公の古倉さんとは真逆で、絶対に何が何でもお墓を掘って埋めてやるタイプですし、もう1つは性体験があるかないかってことぐらいの違いだけで、あとはほとんど似ていた。
とにかく全ページを共感しながら読んだ。
まるで自分のことをモデルにして書いてくれたんじゃないかと思ったほどです。っていうか、これ、コンビニでバイトしてる人、もしくはしたことある人になら、たいてい皆”うんうん、わかるわかる!”ってスンナリ(スラスラ)読めちゃうと思います。印象に残った場面は、店長たちがバックルームで急に恋バナのトークに興味津々に聞いてきたり、おめでとうって言われたり。。ああー、そういう変貌する周りの人のこと、共感できるなーって思いました。現に、実際いま私が働いてる店のオーナーさんも(今は無くなりましたが私がまだ30歳になったばかりか、なる直前の頃、よく、だれかと恋愛で引っ付けて付き合わせようとしたり?まるで昔近所によく居た(いい意味の「お節介な世話焼きさん」)みたいなことを言ってきたりσ(^_^;お客さんの中にも私を自分の息子とお見合いさせようとしてくる人もいますから。。。
話は脱線しましたが、この本は私にとって、とても手軽に&気軽に読むことができた久々のヒット本になりました!(^_^)追伸:私も本当にお恥ずかしながらまだ結婚もしてませんし、この年齢まで一度も就職してません。めっちゃヤバいなーとも思いながら、すでに、この年齢になってしまいました。
口コミ2 コンビニ人間は強かった
投稿者:花丸さん
評価:[star rating="5"]
主人公は幸せだ。コンビニという居場所。自分の存在意義を見つけられたのだから。
多くの人はそれを見つけられずに社会の暗黙のマニュアルに沿って迫害されないように生きてる。犯罪等問題を犯さず適齢期になれば学校に行って就職して結婚して子育てして死ぬ。この流れ。
そして世間話という形で自分の社会的地位を確認し合っている。みんな自分よりも下の人間がいると落ち着くから。スケープゴートを探してる。
だから主人公は強いと思う。
スケープゴートになろうともマニュアルから逸脱し自分がやりたいことを見つけてそれで生きていくことを選んだ。
自分はそれを見つけられそうにもないし今更探すのも面倒だ。だからといってクズ骨男みたいにはなりたくないので、スケープゴートになることに怯えつつせいぜい誰が決めたかわからぬこの暗黙のマニュアルをせめて楽しんで生きていこうと思う。
口コミ3 不気味な小説
投稿者:Kindleの愛用者さん
評価:[star rating="3"]
初めての感覚で、ある意味衝撃を受けた一冊でした。
主人公な奇妙な感性に触れていく内に、自分自身も大多数の一部になっていて、自分の感性が侵食されているのかなと思わされました。
ただ、総じて何を伝えたかったのかはまるで分からなかったです。(理解力が乏しいだけかもしれませんが。)
口コミ4 アメトーク
投稿者:ベーコン太郎さん
評価:[star rating="4"]
アメトークで紹介されていたのをきっかけに読みました。読みやすくあっという間に読み終えました。主人公の考え方に共感できる部分もありましたがアメトークに出演さしてたメンバーがこの本のどの部分に魅力を感じどこに共感したのか何を感じたのか、本を普段あまり読まない私にはわかりませんでした。ただなんとなく生きていくことの本質はなんなんだって気分になり、しかしそんなことは考えずただ居心地のいい気の向くままを生きていけばいいのかなと感じることしかできない薄っぺらい私なのです。
口コミ5 5つ星のうち5.0読み始めると途中ではやめれなくなりました!
投稿者:ウォッカさん
評価:[star rating="5"]
活字が苦手でなかなか本を読む機会がなかったのですが、テレビで紹介されていて少し興味が湧き思い切って購入し読んでみました。読み始めてドンドン読みたくなり一気に読んじゃいました!凄く面白かったです!これを機会にもっと本を読んでみようと気になりました!
まとめ 『コンビニ人間』
個人的に、かなり読みやすく当たりと言える本でした。
レビューや口コミを見ると、主人公に感情移入できるかできないかで賛否が分かれるようにも感じます。
人間の中にはその強弱はあれどこのような感情が潜んでいるようにも思います。
自分の感情をそのまま全て出し切れる人なんて義務教育が始まる前の子供達くらいでしょう。
今作は2016年の芥川賞を受賞したことや某番組で読書芸人達がこぞって絶賛していたためかなりの人気作となっているようです。
自分と世間との差による葛藤や、自分の存在意義を問うてる方が読むと面白いと思えるかもしれません。
作者の詳細はウィキページからどうぞ
↓↓↓
村田沙耶香さんのウィキページへ♪
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