夢をかなえるゾウを読んで思ったこと
先日Kindleペーパーホワイトを購入し、そのままプライム会員になったところ、毎月1冊無料で本が読めるとのことだったので、以前から気になっていた『夢をかなえるゾウ』をチョイス。
※追記 改めて見てみると
”Kindle Unlimitedのタイトルの中から和書、洋書合わせて数百冊が読み放題”
と、なっています。
ということで書評してゆきます。
『夢をかなえるゾウ』を読んで思った率直な感想

photo:Amazon
一言で言うなら「面白かった」です。
本書の内容・概要として、
彼のもとにインドの神様・ガネーシャが現れ、ガネーシャ独自の方法によって成功に導く。
笑って泣けて役に立つ、自己啓発エンタメ小説の金字塔!」
このように説明されています。
”自己啓発”と聞くとなにか胡散臭さを感じますが、エンタメとして見て面白い本だと思いました。
また、普通に読み物として優れていると思いますし、人の行動や心理について、その状況ごとに丁寧に説明している感じも素敵ですね。
「ちょっとクサイな。。」と思える濃いキャラのガネーシャも、その対になる無機質な主人公とのバランスに優れている印象。
「この本読めば金持ちになれるの?」と聞かれたらNOと答えますが、豊かな人になれたり、豊かな人生を過ごせるようになるのかなと思います。
『周りの人の喜びが自分にとっての最大の喜びに』なったなら、そりゃあ人生変わりますよね。
まあ、僕がここできれいごとを言ってもはじまりませんので気になる方はぜひぜひ読んでみてください!
時間の無駄にはならないと思いますよ!
『夢をかなえるゾウ』のアマゾンでの評価
口コミ1 意識と行動の間に壁を感じる人には、何らかしらのヒントがあると思います
投稿者:kir_royal
評価:☆☆☆☆☆
「2008年に売れまくった「夢をかなえるゾウ」。内容はストーリー仕立ての自己啓発本。
どこにでもいるダメリーマンに神様ガネーシャが現われ、
共同生活していく中で成功するための秘訣を教えてくれ、主人公も変わっていくというお話。
この本を知ったのは早かったけど、鼻で笑ってしまったところがあって、実際に読んだのは2008年の10月。
結論を言うと、自分には良かった。ただ、おそらく成功体験が身についている人には必要がないと思う。
この本の「成功のための秘訣」自体は当たり前のことしか書いてない。既視感のある内容。
例えば靴を磨く、募金をする、人を気持ちよくする、そういう程度。ただ、そういったタネ本に触れていない人にはストーリー仕立てで、
しかも人情味のある関西弁のゾウの神様が主人公とのカラミのなかで教えてくれる。そういった意味で伝わりやすいと思う。
けれど、それ以上に価値を感じたのは、この本が「行動しろ」と強く訴えかけてくること。
本を読む。「意識が変わった」と思う。けど、行動に移せず、昨日の続きの今日を送ってしまう自分がいる。
怠惰で口だけの自分は身に沁みているパターン。多くの人もそうじゃないですか?
自己達成が身についている人は、意識→行動→習慣→人間が変わる→人生が変わるというリンクマップをたどっていると思うんです。
けど、多くの凡人は意識が変わっても行動が変わらない。出来る人にそれを言うと、「やるかやらないかだけだよ」と言われ、自分とは違うんだ、と思ってしまう。そうじゃないですか?
そもそもが世の中に自己啓発書があふれているのがおかしくて、
本当にあれで人が変われるんだったら、あんなに自己啓発書があふれてないと思うんです。
その矛盾に対して、この本自体がツッコミを入れていると思う。
この本を読んだ後、しばらくしたら、また何もしていない自分に気付いて、そこで初めて自分自身にひいたんです。どれだけ「意識」と「行動」の壁が厚いんだ、って。
口だけの男の自分を再認識したし、それを壊していこうと思えました。これだけ丁寧にそのことを訴えかけてくるこの本を読んで、それでも行動にうつせないままなら、一生自分は変われないんじゃないか?って思えたんです。
「努力したからといって成功するとは限らない、けれど成功したものは必ず努力をしている」
有名な漫画の言葉だけど、本当にそうですよね。著者もこの本を売るために全国書店行脚したらしいんですが(その発想がまたネタっぽいですよね)、BRUTUS誌か何かでこの本の特集が組まれてたときに一緒に回った人が「水野さんがすごかったのはどれだけ疲れていても、どれだけ人がいなくても手を抜かなかった」と言っていたんです。それがこの本の裏側にあるんだろう。
個人的に面白かったのは「腹八分目」。ガネーシャが「そうやって自分で自分をコントロールすることが楽しめるようになったら、生活変わってくるで」と説くんですが、これはメシだけの話じゃないと思うんですよ。ちょうどその時期にダイエットを始めていた頃なので、響きました。
意識と行動の間に壁を感じる人には、何らかしらのヒントがあると思います。
ちなみに著者は「メジャーになりたい」という夢をこの本で叶えました。成功するための本で。少しひっかかるのが、メジャーになる前の彼が書いた著作なんだよな、これ。それも水野敬也のご愛嬌なんだけど。」
口コミ2 読みやすい。嫌みなく受け入れられる。
投稿者:bizumo
評価:☆☆☆☆★
「説教臭くない。ライトノベルのような感覚で読める。ほとんどのことは実践できているので、僕が夢を叶えるは時間の問題か。」
口コミ3 そそのかされる
投稿者:司元
評価:☆☆☆★★
「 初版発行は2007年、200万部を超えるベストセラーでした。売れすぎている「成功のハウツー本」を読むのがしゃくで天邪鬼にも読みませんでした。先日、里帰りしてきた娘がいらない本を整理していた中にありました。今さらというより、人気が去った今だからちょっと読んでみたろうかと手を伸ばしました。
成功を夢見る若者が、突如現れた神を名乗る象の教えに従って、成功への道を進んでいきます。その教えは著者が言うように、古今東西の成功者の教えで、既存の本に書いてあることばかり。「何かを捨てる」、「利益を後回しにする」、「トイレを掃除する」、「運が良いと思う」、「感謝する」など。「成功」の勉強をした方ならほぼ知っている程度の内容です。しかし、それを面白おかしくストーリーにして描く力量は大したものです。
終わりの方で「夢追いたかったら追ったらええ。女の尻追いたかったら追ったらええ。なにしたってええんやで。・・・」などと、成功だけが人生ではないと諭すところが、200万部を超えた魅力でしょうか。著者がこの本を著したのは30歳のころ。10年早い。そして40歳になる今も、この本の教えを啓発すべく活動されているのには感心します。
10年前に読んどけばよかったなどとは決して思いませんが、昨秋に母こそ亡くしたけれど家族みな健康で二人の孫にも恵まれた温かい家庭に暮し、会社もそこそこ順調で、体が震える幸せも体験して、「これ以上何を望むねん。厚かましいわ」と声が飛んできそうな中、「もういっちょやったろか」とちょびっと考えさせられるほどに、そそのかされました。おもろい本です。」
口コミ4 成功して幸せになりたい人にオススメの本
投稿者:Amazon カスタマー
評価:☆☆☆☆★
「人生を変えて幸せになりたいと思っている人にとって、すぐ実行出来る小さな課題を与えてくれ、新たな一歩を踏み出す後押しをしてくれる本。」
口コミ5 ポジティブな気持ちにさせてくれる本です
投稿者:Amazon カスタマー
評価:☆☆☆☆☆
「夢を叶える為には、良い習慣を身に着けて実践していくことが大切と
思う事が出来る本です。
私は、シリーズ3まで出ている本まで読みました。
ポジティブな気持ちになる良著だと思います。」
まとめ!『夢をかなえるゾウ』
本を読んだあとにコメントを見るのはやはり面白いですね。
当然のことながら批判的な意見もありますし、気持ちが一変したなど、多大な影響を受けたという声も多く上がっています。
僕がこの本を読んで感じたこととしては
「やっぱそういう考えって重要だよなぁ。。」
ということでした。
子供の頃は何も考えず、興味のあることに全身全霊を捧げていたが、大人になると様々な『目』や『効率』さらに『プライド』や『見栄』などという邪念が取り巻いてくるもの。
でもそれらに注力することで、本当に生きたい人生を生きれていない人が多いことに改めて気付けました。
自分再発見!的な気持ちにもなれる本だと思います。
2007年発行ということですでに10年ほど経っていますが、まだ読んだことのない方はぜひ!
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