【書評】なるほどね、”こうやって、考える。”のね。 〜考え方を言語化してくれてるから助かる〜

2022年7月25日

【書評】なるほどね、”こうやって、考える”のね。 〜考え方を言語化してくれてるから助かる〜

※追記
図書館にてじっくり読んでいる最中ですが、この本おもしろい。
場所によっては図書館に所蔵されている可能性もあるので見つけたらラッキーって感じで手にしてみることをおすすめします。

では、本編をどうぞ!

↓↓↓↓

よく行くスタバに隣接されている本屋さんにて、

「いやぁ、日曜で暇だし、なんかいい本ないかなぁ〜。」

と、

そんな中で、見つけた本書。

  • 著者が外山滋比古
  • 他の本からの抜粋・抽出形式となっている
  • 一つ一つが短く構成されているので読みやすいし理解しやすい

数ページ立ち読みする中で、

「うんうん、なかなかに面白い。」

ということで購入。

正直まだ全部を読んではいませんが、数十ページを読む中で思うこともありましたので綴ってゆきます。

『こうやって、考える。』を読んで思った率直な感想

自己Q&A形式で綴っていきます。

Q1.読んでみてまずどうだった?
それぞれの事象が1ページ程度に集約されているので読みやすいですね。
さらに、『思考の整理学』をはじめとした他の著書からの”箴言集(格言集的な意味合い)”ということで、気になる本があればそれらを改めて手にするのも良いのではないでしょうか。
Q2.ストーリーはどうだった?
150の箴言から構成されているということで、例えるなら日めくりカレンダー的になっているのでとにかく読みやすいです。
Q3.読んでどんな心境になった?
「考えることをこんなに深く考えている人がいるのだな」と感じました。
自分自身でも普段からなんとなく感じていたことも、本書を読むと”それがなかなかに重要であり、そのための余白を作るべき”との文言を見ると安堵を覚えます。
Q4.この本のピークポイントは?
それぞれの箴言がそれぞれのタイミングでピークポイントとなるのかなと感じます。
まあ、一気に読んで理解しようとするのではなく、

  • 第一章 発想力を鍛えるヒント
  • 第二章 思考のプロセス
  • 第三章 思考力を高める方法
  • 第四章 知性を磨く生活
  • 第五章 思考につながる読書
  • 第六章 発想が豊かになる〝おしゃべり〟
  • 第七章 未来を創るヒント

↑これらの章の中で気になったものをそれぞれ見ていくというのが良いのかなと思いました。

Q5.なにか気づいたこと、気になったことは?
いや、ほんと、さっきも述べましたが、”考えることにここまで人生の比重を置くのだな”と関心しました。
Q6.この本を購入するに至った理由は?
著者である外山滋比古さんの代表作とも言われる『思考の整理学』がなかなかに面白く、この方のことは気になっていました。
それで、ふと本屋さんで本書を見つけてしまい、そしてそして、ふと、手にとってしまったので、、ついつい。。
Q7.読んでほしい年齢層は?
大学生などが読む本ということですが、まあ、その年代くらいからが良いのかと思います。
高校生とかだと何言ってるのかわからないんじゃないかと。
また、テレワークをされている方にはぜひ読んでほしいと思います。
さらに副業されてる方とか、クリエイティブな仕事をされている方にはぜひぜひ読んでほしいと思います。
Q8.また見たいと思うか?
僕個人からするとこの本は”伊丹十三の短編集”と同じ部類に入ります。
なので、本棚に入れといて、気になった時に手に取りたい本って感じです。
Q9.あなたにとっての何冊に入る本?
このジャンルの中ではしっかりと理解して読み込みたい本って感じです。
いや、普通に面白いですよ。
この著者は変態造詣に深い方なんでしょうね。
Q10.最後にまとめ
日頃からアイディアを欲していて、睡眠や食事、適度な運動などを心がけてはいるものの、今ひとつ殻から抜け出せないと感じている身としては共感といいますか、
「あぁ、だよね。うんうん、だよね。
おぉ、、ここを重要視するか!」

という感じの本でとても楽しいです。

実生活の中でこのような思考の方はなかなかいないと思いますし、ましてや接するのは難しいと思います。
数百円でこんな人間がいることを知れて、己の思考を広げれると感じたのでなかなかに良い買い物・良い投資になったのではないかと感じます。

『こうやって、考える。』のアマゾンでの評価

『こうやって、考える』のアマゾンでの評価

「私は1人で内省する時間が長いタイプなので、胸に刺さる言葉がありました。」

↑前向きに悩んでいる人にとって力になる本かなと僕も感じました。

「繰り返し読めばそれだけ違う発見をありそうな本でした。」

↑全体を流し読みしようとしましたが、途中で理解できていない自分に気づいたりしました。
なので、興味のあるタイトルを狙い撃ちで読むのが良いのかなと感じました。

「常に持ち歩きたい1冊」

↑なんかそんな感じがします。
もう、自分でもこういう本作りたい!って感じの本とも感じました。
個人的箴言集を作っちゃうってやつです。

「散歩のすすめ書である。」

↑例えばスタバに小説を持っていくのも良いです。
でも、「なにか、サッと思考を高めたい」そんなときにはこの本が良いのではないかと。
無性に短編集が読みたい時ってありますよね。

「特に、本や知識との向き合い方については、なんとなく感じていたことがストンと腑に落ちた。」

↑カズレーザーさんが「本って価格の割に得れるものが多いのでコスパ良い」的なことを言っていました。
これまでの人生でそこまで本を嗜んでこなかった僕としては、「そうなの?」って感じもありましたが、本を読むようになってからはそう思えますね。

まとめ 『こうやって、考える。』

まとめ 『こうやって、考える』

この本を読んでいると、

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↑こちらの本を思い出したりもしました。

この著者の方は有名ですし、出版する本自体もかなり売れています。
それでもだからといって、この方の思考を自分の軸にもってくるのは違うと思います。
それでもそれでも、こういう考え方をするからこういう行動になるというのを俯瞰で見れるというはとても面白いと感じました。

また、ちょこちょこ同じようなことを考えているのだなという文章に出会えると嬉しさを感じたりもしますね。

気になる方はぜひチェックしてみてくださいね♪

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