「中盤からダーッと一気読みしてしまった(汗)」
”どんでん返し系のミステリー小説”として面白いということで、ユーチューブでも紹介されていたため図書館にて借りて読んでみました。
が、、
うんうん、面白かったです。
しっかりと予想を裏切ってきます。
うんうん。
うんうん。
では、書評をどうぞ。
※本記事でネタバレはありません。
『出版禁止』を読んで思った率直な感想
自己Q&A形式で綴っていきます。
- Q1.読んでみてまずどうだった?
- 前評判が良かったこともあり、期待値のハードルはかなり高めな状態で読みはじめました。
一言でいうなら面白かったです。
それでも、、期待が高すぎたことは否めないでしょうか。 - Q2.ストーリーはどうだった?
- スラスラ読める内容で面白かったです。
変な矛盾なども感じずに読み進めれましたね。
この”矛盾を感じない”ところにこの本が評価される真髄が隠されているように思います。 - Q3.読んでどんな心境になった?
- イヤミスほどではないですが、なかなかにイヤーな気分になりました。
最後の方で色々と解明されていくのですが、それによってイヤーな気分になります。 - Q4.この本のピークポイントは?
- やはり、最後のどんでん返しの部分でしょうか。
正直いうと、このどんでん返しの部分はもう少々緻密かなとも思ったりしていました。
でも、しっかりどんでん返しされます。 - Q5.なにか気づいたこと、気になったことは?
- 結局”●●の刺客”の”●●”とは????
と、なりました。 - Q6.この本を読むきっかけは?
- 冒頭の通り、ユーチューブで紹介されていたからです。
今の時代はいいですね。
ユーチューブで紹介されていなければ、この本を読むことはなかったと思います。 - Q7.読んでほしい年齢層は?
- この内容なら、理解できるなら小学生とかから読んじゃってもいいのではないでしょうか。
まあ、大学生くらいからがターゲットになっているのかなともおもいますけどね。 - Q8.また見たいと思うか?
- 正直、まだ理解しきれてないない部分もあるので、全3巻あるので一通り読んでから読み返すかなと思います。
- Q9.あなたにとっての何冊に入る本?
- まあ、面白い本って感じでしょうか。
僕の理解力が追いついてない可能性もあるので、一旦保留ということにしておきます。 - Q10.最後にまとめ
- フェイクドキュメンタリーというジャンルをはじめて読んだのですが、面白いと思いました。
実際のドキュメンタリーではないとはいえ、それでも、近しい事象は起こりうると思いますし、読み物としてはこれくらい構想がねられている方がハラハラドキドキするのかなとも思います。
どんでん返し系小説を探していて、「え?そういうこと??」と読み返したくなる本を探しているなら手にとってみて損の無い作品と感じました。
『出版禁止(1巻)』のアマゾンでの評価
「途中までは暗い内容ながらも良い小説だなぁと思ったんですが、最後まで読み進めて段々と「意味」が分かってくると、その「グロさ」を知り自分としては星5から星4になりました。」
↑ふむふむ。確かに。
「一言で言うと冗長」
↑辛辣な評価ですね。
もしかしたら、前評判が高すぎたことでこのような評価になってしまったのかもしれませんね。
「後味スッキリ好みの私にはちょっと暗めの内容でした(-_-;」
↑うんうん、なかなかに暗めの終わり方でしたよね。
うーん、うんうん。
「どんでん返しの多い面白い作品だと思うが、読み終わってみると意外に「あれはどうした?」とか「その時あの人はどうしていたのか?」ということが多く出てきて、すっきりしないものが残る。」
↑正直、僕もこの方の評価に近いかなと言った感じです。
これについては、全3巻ということなので他の2巻を読むことで謎が解ける可能性もあるのかなとも思っています。
「中盤まで我慢して読み進めていけば、必ずや終盤の作者の仕掛けに満足感を得ることだろう。」
↑僕も途中まで読んで一旦放置していました。
それでも図書館で借りていたということもあり、返却期限がせまっていたため読みだしたところ、中盤以降はスラスラ、ズンズン読みすすめていけました。
まとめ 『出版禁止』を読んで。
本作品は全3作品の中の1作目ということで、ユーチューブでも紹介されていたこともあり読みました。
正直、
「おう。あれ?ふーん。」
※僕の感情についてはお察しください。
という感じ。
改めてユーチューブを見返すと、”3作品目”を高く評価する方が多い印象を受けます。
これら3作品に繋がりはないようなので、順を追って3作品目に期待を込めて読んでいきたいと思える1作目という感じでしょうか。
それでも、文章はとても読みやすく、感情移入できる部分が多かったのは事実。
発売されてから時間も経過していますし、図書館や中古で購入するのも良いかと思います。
もちろん書店で見つけて気になったなら手にしてみてほしい作品と言えます。
本書に関してのコメント、お気軽にどうぞ。