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【20年前に知りたかった!】つまりバック・ビートだったんだな。。 〜俺が感じていた違和感〜

2023年10月17日

皆さんバックビート感じてますか?

「この曲のベースとか練習して録音するじゃん?
ちゃんと弾けてるはずなのに、全然違うってことあるじゃん?」

「邦楽音楽をダメにしている!」

とも言われるバックビートの問題。

そもそもバックビートとは、今回学んだ僕なりの解釈を一言でいうと、

「2・4拍目の重心のこと」

ということなのですが。。

コトの始まりは、とあるジャズギターユーチューバーの生配信を見ていた際に、

「松村敬史さんには感銘を受けた。口は悪い感じするけど、すごい人は素直に尊敬できる。」

と。

ここで、

「はて?松村敬史さん??はて?」

これがつい3・4日前の出来事なのですが、もう、、中学・高校時代にまで遡って思考を巡らせるほどに頭の中がガラガラとなっておりまして。

今僕の中で巻き起こっていることを要約すると、

「バックビートを意識するという理解は音楽をやる上で絶対に有用。
この意識があるかないかですべてが変わる!
音楽、そして楽器を演奏することは音符のリズムゲームではない!」

というもの。

ちょっと語らせてね♪

俺、高校の時に寝ながらブルース聞いててトリップしたことがあるんだ。

あれは確か高校2年とかの頃だったと思います。

田舎育ちということもあり、家でスピーカーでガンガンに音を鳴らしながら、ブルースのレコード(確かジョン・リー・フッカーだったかな。)をうつらうつらとしながら聴いていた時に、

「あれ?天地がひっくり返った?」

と。

あれは完全にトリップしていました。

※僕はただ眠りかけていただけです。

それでもこの経験について、ずっと意味が分からなくてですね、

「ならず者達の音楽って、聞いてるだけで酔えるものなのかぁ。。」

などと思っていました。

それがですね、

↑この動画です。

いやね、日本に住んでいるとブルースって民謡に聞こえてる人多いと思うんですよ。

※エリック・クラプトンの敬愛するロバート・ジョンソンとか、そこまで良いと思えませんでした。

でも、違うんですよねぇ。

海外だとバックビートに重心を置くから、聴こえ方が違うんですよ。

いやね、俺もうっすらと気づいてたのよ。でも、なにが違うのか分からなかったのよ。

これ、個人的に思うのですが、頭重心(1・3拍)でリズムを取るのとバックビート(2・4拍)でリズムを取るのでは曲を捉えることに対する脳の使用率が違うような気がしています。

※頭重心な曲の多い日本で育っているからか?
※バックビートの方が脳のcpu使用率が高い気がします。

さらにわかりやすい曲が解説されてましてですね。

↑これです。これこれ。

動画内のコメントにも

「違和感は感じていたが何が違うのか分からなかった。この動画で分かった。」

とあるように、

「なんとなくわかってはいるんだ!でも、そもそもグルーブって黒人にしか出せないものなんだよね。」

この考えで呑込んでる方、多かったのでしょうね。※僕含め。

でも、この動画で今までの気持ち悪さがスッキリします。

まとめ 頼むからバックビートがもっと広まってくれ!

いや、俺はまだバックビート”にわか”なのだが、これで説明がつくことがものすごく多くてですね。

↑例えばこの曲、僕はベースを頭重心で練習していたのだが、弾けているのに全然かっこよくならなかったのよ。

でもこれ、バックビートを意識するとそれっぽくなるのよ。

※追記 ダメだ、、理屈でわかってても体現できない。。

↑再びジャミロクワイなのだが、練習して音符は弾けてもこのグルーブが出せなかった理由がバックビートで理解できました。
ベーシストがスチュアート・ゼンダーなのだが、彼は完全にバックビートとか頭重心とか使い分けてますね。
それでも後ろでなっているギターが頭重心になってるような。。

↑これもそう。
これはギターでカッティングの練習に良いなんて言われていますけど、頭重心で弾くと全然だめ。
You Tube動画で説明されている方も頭重心の方が多くて、

「やっぱ、あのグルーブってのは黒人にしか出せないんだなぁ。特殊な能力なんだなぁ。。」

などと思っていましたが、、

そうではなくて、バックビートを意識するとそれっぽくなるのよ。

と、バックビートが効いている曲というのはブルース・ジャズ・ファンクに限った話ではなく、

↑ここ最近お気に入りで聴いている曲なのだが、この曲もバックビートがドゥクシドゥクシと効いていますね。

↑個人的に大好きなこの曲なんてオンビートとバック・ビートが入れ替わったりしています。

あぁ、、心地よい。

まとめ2 日本の楽曲にバックビートが無いかと言われるとそうでもないのだが。。

例えば個人的に好きな奥田民生氏などは、バックビートを意識して歌ってるのかなと感じる時があります。

それでも周りの楽器がどこに重心を置くか意識していないと、うねるようなグルーブにはならないようで。

個人的な趣味趣向で申し訳ないのですが、

↑この曲はしっかりとバック・ビートが効いていますね。

このアルバムを学生時代の当時に聴いた時は、

「あれ??なんかぜんぜん違う。。ミニアルバムなのに、なんなんだ。。」

などと感じていました。

調べるとニューヨークで録音されており、楽器隊が外人ということで、しっかりグルーブを意識されているんだと思います。

この違いって、つまりバックビートであったり重心をどこに置くかってことの違いなんだなと。

ようやく腑に落ちる形で理解できたので綴りました。

いや、別に頭重心の曲でもいい曲はありますよ!

でもね、原曲がバックビートな曲を頭重心でやると、、ほんと聞けなくなるなぁ。。

ってことです。

ご意見コメントなどありましたならいただけますと幸いです。

最後に一言、

「10代後半当時、あの時に感じていた本当に気持ちいいグルーブの秘密を知るには、、
やっぱりアメリカなり海外に行って経験しなきゃ理解できなかったのかなぁ。。

今はYou Tubeで説明してくれる人が居るからいいけど。」

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