ムスタングのリフレット
プロにお願いしました。
↑指板の色味からして違います。
多分オイルか何かでケアしてくれたため、黒っぽくなっているのだと思います。
↑ナットの仕上げも素敵です。
今回も前回と同じく牛骨、無漂白でお願いしました。
↑すごいなぁ。。僕にはこの仕上げはできませんでした。。
↑どこからみても綺麗な仕上がりです。
↑20年近く、保管はしていたが全く弾くことのできない状態で放置されていたムスタング。
↑改めて『プロとは!?』ということを考えさせられました。
今回のリフレット・メンテナンス
思ったこと感じたこと
前回に続き今回もやはり満足のいく仕上がりで帰ってきました。
今回のメンテナンス内容は
- リフレット
- ナット交換
これにポットの洗浄とジャックの接点改善をサービスで行なっていただきました。
お願いしたお店も前回に続きウッドマンの御茶ノ水店です。
やはりこちらのお店、楽しいですね(^^)
また、今回は前回メンテナンスしていただいたグラナダを見たときに感じた、
- 「ギターを飴色とも言えるほどビッカビカに輝かせるのに何を使っているのか?」
について伺いましたところ
まず、左奥に見える『洗浄能力PRO』にて、全体のヤニや油汚れなどを落とすとのこと。
ちなみに、場所によって1〜3〜10倍など、希釈して使っているようです。
(写真のものは3倍とマジックで書かれていますね。)
これらを適材適所で使っているとのこと。
そして、汚れが落ちたところでタートルワックスを使っているとのこと。
ちなみに手前の小さなやつはギターメンテナンス用として売られているもの。
後方真ん中のものはアメリカで購入したもので、手前のものと全く同じ成分となっているとのこと。
さらに、後方右のものは新しいバージョンとのこと。
ここで一つ注意してほしいのが、汚れをしっかり落としてからワックスをかけるということ。
そうしないと、汚れごと閉じ込めてしまうと言っておりました(^^)
※タートルワックスについては、アマゾンで新商品が発売されているようですが、プロの方が使っているものとパッケージが異なるため、使用における安全性は保証できません。
それでも気になる方はこちらからチェックしてみてください。
また、フレットのクモリやくすみをとるのにどうしているのか訪ねたところ
↑フェルナンデスの946を使用とのこと
↑アマゾンと比較したところサウンドハウスの方が断然安かったです。
また、状況に応じてはスチールウールの0000番という目の細かいものを使って磨くようです。
さらに磨く際にはフレットプレート
こちらを使用するようです。
そして、プロの裏技として
『プレートの裏面、つまり指板に直接触れる面にマスキングテープを貼る』
と説明してくださいました。
指板に直接マスキングテープを貼るとどうしても跡が残ってしまうため、オイルなどで洗浄するなどの手間がかかってしまうためとのこと。
プレートの裏面にマスキングテープを貼ることで木部に金属が直接触れることを防ぎ、なおかつ磨いた後の指板のケアも不要になるということですね(^^)
つまり、無駄な作業を減らすというのもプロの技の一つと言えるでしょう。
気になった方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
↑ワックスに関してはこんな感じでほんと、ビッカビカになりますよ!
(ご説明いただいた中で、何十年も使い問題は出ていないとのことですが、自己責任でお願い致します。)
また、今回もブログ掲載の許可をくださいましたこと、ウッドマン様にはこの場を使って感謝申し上げます。
※上記製品リンクURLはAmazonアソシエイトのリンクを使用しています。