心に刺さる言葉は不意にやってくる
習慣としている公園ジョギング中
体重減少・基礎体力向上が影響してか、久しぶりに3キロを歩くことなく走破するかというところで
「おぉ、精神が肉体を越えてきたなぁ」
などと考えながら、ゴールまであと100メートルほど。
そんなタイミングで”彼”は現れました。
ボソボソと独り言を言ったり、時折奇声を上げながら笑顔で歩いてくる20歳くらいの青年。
「すれ違いざまに急に叫びだしたらやだなぁ。。」
などと身構えながら目前に迫るゴールめがけて走り進む僕。
と、
緊張のすれ違いざまです。
彼はこんな言葉を発しました
「おじさん、また人生やり直しだね。」
と。
ほう。。
不意を突かれました。
ここでとにかくいろいろと考えます。
道を歩きながら独り言を発する方というのは
- 自身の強烈に記憶に残る経験に対して反応し、声にだしてしまっている
- 過去に習慣化している言動を無意識に発している
これらのパターンが多い印象でした
が、
今回の言葉にこれらは当てはまらず。
「。。なら、俺に対して発したのか??だとしたら、、」
と、ここで考えます。
”おじさん、”
↑僕は36歳なのでおじさんです。
それにジャージ着て、2ミリ程度のひげも生えています。
問題ありません。
”また”
↑”また”とは”再び”という意味です。
”また”って、、え?どうやって俺の過去を覗き込んだんだ!
”股”じゃないしなぁ。。
”人生”
↑あとちょっとで久しぶりに3キロ走破!って時に”人生”とか言われると、すごく刺さります。
”やり直しだね。”
↑あなたはなんなんだ!
俺の何を察知してこの言葉を発したんだ!
と、
今年のベストオブ”心に刺さるワード”に入るであろう言葉を妙なタイミングで発せられ、ハッとしました。
そして、ゴール後「おじさん、また人生やり直しだね。」と思える見た目なのか確認するためトイレへ入り鏡を見ましたが、、
個人的には「おじさん、がんばったね。顔が真っ赤だよ。」くらいな感じでした。
気になった僕は、
「もう一度すれ違ったら今度はどんな言葉を発するんだろう」
と、”彼”を見つけるために公園内(東京ドーム13個分の広さ)をグルグルと2周ほどしましたが、再び出会うことはできず。
帰宅後、チャルメラを作りながらもやはり考えこんでしまったのでコラムとして掲載しています。
いやぁ、、妙な体験でした。
まとめ 心に残る一言のできかた
今回の出来事を第三者目線で見れば、
『たまたま自分に言われたと捉えた人がコラムにしているだけ』
であって、彼は僕を察してないだろうし、そもそも僕に発したものでない可能性の方が高いと思います。
一連の流れの中で結局何を思ったのかというと
『ある程度自覚していて、逃げているというか、深く考えきれてないことに対して、気を抜いたタイミングで出会うと琴線に触れてしまう』
ということです。
つまり、
「おじいちゃん、お口臭い!」
からの
「はい、ポリデント」
ってことです(^^)
”心に残る一言”について皆様の経験談などコメントいただけましたなら幸いです。