※追記↓↓
※使用機材
- カメラ本体:D7000
- レンズ:本レンズ(AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED)
※サイズ縮小・トリミング無しの撮って出しです。
↑カメラ本体が2010年に発売されたD7000ということで、今のテクノロジーに全く追いついていませんが笑、条件が整えばこのレンズを使いコレくらいの写真は撮れました(^^)
このレンズ、やはり楽しいです!!
そもそもは、ニコンマイクロ60mmを使う中で、「外撮りの時は最短撮影距離、短いよなぁ。。」と、後一歩踏み込んだ写真が撮りたいため本レンズに着目。
新品で購入すると9万円くらいと高額なため躊躇しつつも、ヤフオクを見ていたところ
- 「レンズ3本で○○万円」
との出品が!!
本レンズ含め、いつかは欲しいと思っていたレンズが格安での出品だったため飛びついて購入してしまいました。
マイクロ60mmレンズではどうしても踏み込めない世界について
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こちらの記事では最短撮影距離が短いことによるデメリットを書き、『ニコン純正マクロレンズを購入するなら105mm一択!』とも思いましたが、実際に使ってみて感じたことや思ったこともありましたのでレポートしていきます。
ニコン マイクロ105mmとは
そもそもこのレンズの仕様として
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焦点距離 | 105mm |
---|---|
レンズ構成 | 12群14枚 (EDレンズ1枚、ナノクリスタルコート1面) |
手ブレ補正 | ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 手ブレ補正効果:3.0段※CIPA規格準拠 VRモード:NORMAL 三脚使用時ブレ補正:無し |
撮最短撮影距離 | 0.314m(等倍) |
最大絞り | f/2.8 |
最小絞り | f/32 |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 62mm(P=0.75mm) |
寸法 | 約83mm(最大径)×116mm(バヨネットマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約750g |
[/su_table]
その他詳細については公式サイトにてご確認ください。
ニコン マイクロ105mmとマイクロ60mmの比較
その1 重量
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105mm | 60mm |
---|---|
約750g | 約425g |
[/su_table]
カタログスペックの数値上でも重いですが、実際に使ってみるとさらに重い印象を受けます。
口コミなどをみると、カメラ上級者の方々に愛用者が多いようで
- 「この程度で重いとか言ってたら撮影なんて出来ない!」
などの声もありましたが、標準ズームのキットレンズやマイクロ60mmと比較するとそのズッシリ感には少々戸惑います。
その2 最短撮影距離
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105mm | 60mm |
---|---|
0.314m(等倍) | 0.185m(等倍) |
[/su_table]
マイクロ60mmの場合、大きく撮影するにはレンズの先端から45mm(小指の先から第二関節ほど)まで近寄らなければなりませんでしたが、マイクロ105mmなら、D7000に取り付けた際、レンズ先端から150mm程で対象物を最大に撮影できます。
60mmでは虫をクローズアップして撮影する際にはどうしても近すぎるほど近づかなければなりませんでしたが、105mmなら幾分余裕を持って撮影できます。
。。。これは嬉しい。
その3 VR手ぶれ補正
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105mm | 60mm |
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ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 | なし |
[/su_table]
これまで使っていたキットレンズの手ぶれ補正とは違いしっかり効く印象です。
ファインダー越しでもその効果は実感でき、集中して覗き込んでいるといつしか酔ってしまうほど。
また、マイクロ105mmのみの症状なのかシャッター半押し状態で「カチッ、シャーーー、カチッ」とVR駆動音が気になります。
中古での購入ということもあり、気になって調べてみたところ、他のマイクロ105mmでも音がなるようです。
それでも、室外ではあまり気にならないです。
室内では、気になるかな。。
その4 製造国
[su_table]
105mm | 60mm |
---|---|
中国製 | タイ製 |
[/su_table]
VRの音は気になるものの、作り自体はしっかりしていてかねて満足です。
それでもマイクロ105mmの数年前のものは日本製だったと言いますから、ちょっと残念ではあります。
その5 オートフォーカス(AF)について
オートフォーカスについては取り付けている本体にも依存するようですがマイクロ60mmと比較するとマイクロ105mmの方が早い印象です。
ちなみに両方ともフルオートマニュアル(シャッター半押しでオートフォーカス駆動後に手動でフォーカスチェンジができる)なのは素晴らしいです。
標準ズームのキットレンズはこのフルオートマニュアルが出来ないため、ストレスを感じまくっています!!
その6 写り
[su_table]
105mm | 60mm |
---|---|
良好 | 良好 |
[/su_table]
どちらもいいレンズだと思います。
いいレンズで撮影していると、それが基準になり慣れてしまうため『普通』と思ってしまいますが、改めてiphoneなどの画像を見た時に「あぁ、やっぱりいいレンズで撮った画はいいなぁ。。」としみじみ感じれます。
↑ニコン マイクロ105mmで撮影しました。
ニコン マイクロレンズを買うなら60mm?105mm?
60mmのみを持ち105mmのスペックをみると105mm一本で事足りるかとも思いましたが、実際に使ってみるとシチュエーションによっては60mmの方が活躍するように感じました。
使い出して数週間程度ですが思ったこととして
- 外での花や虫の撮影なら105mmが良い
- 室内での商品撮影や、料理の撮影なら60mmが良い
といった感じです。
もちろん画角の問題などもあるので一概には言えませんが、重量の面なども加味するとこのように感じます。(使用カメラがDX機なので、FX機を使うとまた違った印象になるかも。。)
なので、用途に応じてゆくゆくは2本揃えるくらいの気持ちで購入するのがベストといえるでしょうか。
105mmで料理の撮影を試みると対象物とカメラの距離を結構長く設定しなくてはならなかったりしました。
ニコン マイクロ105mmの口コミ・レビュー♪
口コミ1 撮影技術を上げるレンズ
投稿者:D750ゆたかさん
評価:[star rating="5"]
写真を撮り始めて一年、本格的にカメラやレンズを考えるようになって半年、現在はD750にこのレンズをつけて、花だけでなく、ポートレートもなんでも撮っています。この画角は万能とは言えないけど「どう撮りたいか」を問われていると思いながら撮っています。
口コミ2 素人でも大丈夫
投稿者:購入者さん
評価:[star rating="4"]
【操作性】
操作性は、他のレンズと大差が無いように思います。
【表現力】
マクロの楽しさを教えて貰ったレンズです。
【携帯性】
他の単焦点よりデカイかな?
【総評】
買って良かったと思います。
口コミ3 良いレンズです
投稿者:NikomatELx3さん
評価:[star rating="4"]
このレンズのMFレンズ型、Ai micro 105 mm f/2.8S もフィルムカメラで使っていて大満足しています。
デジタルのD800E と Df のために、このAF-Sを購入しました。
最短撮影距離(32 cm)付近では F8 まで絞ってもピントが大変に薄いですが、合焦した部分は鮮明に写っています。
色合いも自然だと思います。望遠レンズとしても、ズームより解像が優れています。
ただ、無理して撮った鳥の写真のトリミングでは解像度が足らないかなと思います。
これはレンズが悪いのではなく、フルサイズの一眼レフカメラの所為かと思います。
口コミ4 迷った時は純正ですね^^
投稿者:kaz・kassyさん
評価:[star rating="5"]
以前から欲しかったんですが、やっと購入する事が出来ました^^
購入する際にシグマや新タムキューも候補に挙がりました。
シグマ、タムロンともに非常に魅力的では有りましたが、マイクロ60Gも所有している事も有り編集の際も違和感が無いだろうと言う事で当レンズにしました。
純正の安心感もありますしね^^
レンズとしてはかなり大柄(70-300クラスのズームレンズより少し短い位)ですが、D700+MB-D10との組み合わせではバランスは悪くないと思います。
また、マクロ域ではVRの効果は無いなんて話も聞きますが、実際には有るのと無いのでは結構違いますね。
効き目は弱まりますがファインダーは安定します。
マクロ撮影に興味のある方や購入を迷っている方にはオススメ出来るレンズだと思います。
私ももっと早くに買えばよかったと思いましたから^^
口コミ5 感動を生むレンズ
投稿者:コメントキングさん
評価:[star rating="5"]
購入して最初箱を開けたときは「レンズフードでかーーい、レンズ太ーーーい」でした。(笑)
【操作性】フォーカスリミッターとか使わなくても慣れればAFがそんなに行ったり来たりしなくなりますけど、あると便利ですね。特に難しい面はありません。ニコンマイクロ独特のF値がマクロ撮影で実行f値になるのもわかってればどうってことないですし。
【表現力】素晴らしいです。題名に「感動を生むレンズ」としましたが、他人様がどう評価するかは別にして、撮影者の僕自身が撮影後に撮影結果見て「おお、こんなに写ってるぞ、すごい!!!!」等感嘆詞出まくりです。撮影が楽しくてしょうがないです。今度はどんな絵が叩き出されるのかが楽しみです。
【携帯性】ちょっと太いのでレンズ交換とかの際にちょっと気を遣います。でも70-200F2.8のズームレンズも持っているのですが、それよりははるかに携帯性、レンズ交換性はいいです。これぐらいなら、写りを考えると多少の太さで携帯性が損なわれてるのなんか吹っ飛びます。
【機能性】MFもけっこう他の手持ちのニコンレンズよりはやりやすいです。
【総評】「感動を生むレンズ」です。自分だけじゃなくって腕を磨いて他人様も感動してくれるような写真撮れるように精進したいと思います。一時期D600オーナーとしてゴミ問題とかでD600を持ち出す事かなり減っていましたが、このレンズを年明けに購入して以来またまたD600での撮影が楽しくなりました。ただ一度このレンズ付けっぱなしなのに連写した後ゴミがついていたのはショックでした。これはあくまでD600の問題でこのレンズには何の罪もありませんが。
昨年にニコン大三元のひとつ70-200mmf2.8Gを購入しましたが、僕の使い方が悪いのかニコンフアンの方々が言うほどの写りに関しての感動はありませんでしたが、この105mmマクロは感動しましたよ。もっと早く買えば良かったと、もの凄く後悔してます。
DXカメラの方だと60mmマクロの方が使いやすいかもしれませんが、FXカメラお持ちなら必須、must-buyレンズですよ、これは。
採点は携帯性を3と敢えてしましたが、総合的満足度は5点どころか10点ぐらい上げたいくらいです。
まとめ ニコン マイクロ105mm
撮影した画像をちょっとだけ♪
松か何かの樹皮です。
若干手ぶれ気味でしょうか。
休憩中に飲んでいたコーヒーを撮影してみました。
手前と後ろ側をボケさせるという高等な技を使って撮影しました。
DXカメラでの画角はこんな感じです。
稲穂の青々とした風景もバッチリです。
もしニコン純正のマイクロレンズで60mmか105mmのどちらかの購入で悩んでいるなら、うーん。。
やはり、用途に合わせて室内で使うことが多いなら60mmを、外での使用が多いなら105mmをまず購入し、ゆくゆくは両方購入しちゃうことをおすすめします。
良いレンズで撮影すると後で見返した時にまた新たな発見ができたりしますね。
むふふ。。
※写真を追加します。(サイズ縮小、トリミングは無しです。)
普段の何気ない日常にものすごい価値を生み出せますね。
オリジナル画質だともっとすごいです。。
※追記 雨上がりの光が丘公園にて撮影(サイズ縮小)
コメント及び叱咤激励お待ちしております!